kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

栃木国体に想う5

2022-10-17 | 陸上競技
栃木国体。ハードな日程でした。

唯一?の楽しみは食事か。初日の移動の際、兵庫まで一気に走りました。そこで「鯛塩ラーメン」があったので食べました。旅の記録は「ラーメン」しかないと思っています。ここは大事な部分です。





長野に泊まってから栃木に向かいました。栃木まで来たのだから「ラーメンを食べないといけない」という気持ちが強くありました。山口国体の時に一緒に戦った選手が今は栃木で教員をしています。「どこのラーメン屋がおいしいのか」というのを聞くためだけに電話をして確認。せっかくなので佐野ラーメンを食べようと。一番のおすすめに行きました。これまで食べたことのない優しい醤油ラーメン。幸せな気分ですね(笑)










宿舎の食事も立派でした。競技場からかなり離れた場所に宿舎がありました。他の県はほとんどが宇都宮駅周辺でした。が、朝も夜も「弁当」が出されるとのこと。我々が泊まったのは道の駅でした。周囲には店が全くありません。買い物の行く気にもならないくらい何もない。唯一の救いは「食事がきちんとしている」ことでした。全ての写真を撮れていないので残念ですが。

基本コーチ陣は朝食は「弁当」です。7時までに食事をとらないといけない人は「弁当」です。我々は6時10分発のシャトルバスで出発していたので決まって弁当。弁当と聞いていたので「おにぎり弁当」くらいかなと思ったら、通常昼に食べるくらいの弁当でした(笑)。朝からこんなに食べられないし(笑)。








競技が始まる前の日は競技場の近くにあるラーメン屋さんへ。かなり並びましたが「絶対に食べる」と決めていたので食べました(笑)。これは塩ラーメンでしたがおいしかったですね。




夕食に関しても道の駅で出てくる「膳」のような感じでかなり良い食事でした。様々なバリエーションがありましたし、毎回「湯葉」が出ます。この道の駅の名物だそうです。これからの人生で二度と行くことはない距離にありますが、食事に関してはかなり良かったですね。













競技期間中、催し物広場で「佐野ラーメン」があったので食べました。やはりきちんとしたところで食べたほうがおいしい。それでもかなりおいしかったと思います。ここも行列ができていました。






お土産物売り場で「佐野ラーメン」のカップ麺があったので購入。箱買い。そして調子に乗って配りまくっていたら1つも食べずに無くなっていました(笑)。12個あったはずなんですが。お土産に買ったはずなのに・・・。無念。





最後、ひたすら車で帰るときに広島の「福山SA」によって尾道ラーメンを食べました。これは・・・。まーまたいつかおいしい尾道ラーメンを食べたいなと思います。





まずまず食べたかなと。間違いなく運動不足もありますが、ストレスを発散するために食べているというのもあります。太っている自覚があります。これはよくない。が、半端ないストレスの中で生きていました。食することのみが自分を支えてくれた感じでしょうか。

記録しておきます。

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栃木国体に想う4

2022-10-17 | 陸上競技
時間だけが過ぎています。なかなかです。過去最高レベルの疲労感があってなかなか回復しません。国体から帰ってきたのが火曜日でした。水曜日に職場に行って木曜日が舎監になっていたので流石に無理だなと思って交替してもらいました。なかなか。

混合マイルのこと。これは忘れないように記録しておきたいなと思っています。

どのようにメンバーを組むか。走順をどのようにするか。ここに関しては難しい部分があります。これまでの経験がないからです。今回は男女共に「少年選手1名」というのがあります。男女1人ずつは少年選手が出場。1枠ずつは少年でも成年でも良いという感じ。どのように組めば現時点での力を発揮できるか。実際に細かい走順を考えることになったのは3日目の夕方以降なのですが。なんせ考える余裕がなかったというのがあります。申し訳ない限りですが。

最初は成年男子を1走に持って行って流れを作るほうが良いのではないかというのがありました。選手たちと相談する中で「3走のほうが持ち味が発揮できる」というのがあってそのあたりもかなり話をしていきました。これまで一番記録が出ている組み合わせは「男子ー女子ー女子ー男子」でした。大半のチームはこれに当てはめてくるのではないか。そこをどのようにするのかも含めて考えていきました。

この手のリレーになると「遅れたら終わり」だと思います。男子選手で差がつくというよりは「成年女子」と「少年女子」の差が大きく影響するのではないか。成年女子が54秒台で走るとして少年女子が57秒台で走ればここだけで「3秒」差が付きます。男子であれば1秒差くらいで納まる気がしますが、女子の3秒差は埋められない。山口県の女子は少年選手を2人使うことになります。そこで差がつくとしんどい。

2走3走に女子を重ねると単純に3~4秒先頭から遅れることになります。そうなるとアンカーが成年選手であっても他のチームとの差はほとんど埋まらない。走力に差がない選手たちがアンカーに配置されていても3走までの差を維持することしかできない。この辺りは選手とも話しながら組んでいきました。

1走を少年男子。ここに関しては2人いたのでどちらか走れるほうでという形が取れます。トータルで考えて300mを走った少年選手に。2走はスピードがある選手という考えがありましたが、最後に遅れてしまうと追うのがきつくなるという判断で300mHで2位に入った女子選手。3走を女子にするか男子にするかという話がありましたが、3走で先頭に立とうということで男子の成年選手。アンカーはひたすら逃げるというスタンスで少年女子選手。多くのチームは「男子ー女子ー女子ー男子」の走順でしたが、山口県は「男子ー女子ー男子ー女子」で。

1走の少年選手、かなり頑張ってくれました。400mのベストが49秒後半だと思います。それでもこのレースで49秒1くらいで走ってくれました。これは大きい。それでも全体の最下位くらいでしたが、大きく遅れていないので何とか対応できるのではないかと。2走は後半までスピードが維持できます。最下位でバトンをもらって前を追いますがなかなか追いつきません。それでも「なんとかなる範囲」で走ってくれました。最下位でバトンが3走へ。

ここが勝負。とにかく前を追ってもらうしかありません。先頭と40m差くらいでバトンをもらいました。ここから一気に行ってもらう。1組目だったこともあり会場全体がざわつきました。全チームが女子ですから速い選手でも7秒は走力に差があります。バックストレートのところで先頭に立つ。とにかく盛り上がりました。あとはどれだけ差がつくか。作戦的にはこれしかないと思っていたので「もっといけ!!」という感じでした。2位のチームに30m近く差をつけてくれました。応援団は大盛り上がり(笑)。バックストレートに入ったくらいからまたも競技場内がざわつく。かなり差がありますが一気に詰まっていきます。ワーワーなりながらもアンカーの少年女子選手は粘る。4チームに抜かれましたが最後まで粘る。最後の最後で少しだけ抜かれてしまいましたが3分30秒でフィニッシュ。最下位ではありませんでした。他のチームの状況がどのようなものなのかは分かりませんが、現時点での山口チームとしては最高のレース展開だったと思います。めちゃくちゃ盛り上がりました。

来年度もぜひとも混合マイルには出場したいと思いますね。盛り上がります。選手たちとの一体感も出てきます。アンカーを走った少年女子選手、「来年も走りたい」と言ってくれていました。「楽しかった」と。最後追われる怖さはあったと思います。その中でこれだけの走りをしてくれたのは大きい。本当によかったなと。

作戦を練って対応しました。選手との距離が近いことも色々な意見を聞けるチャンスだったと思います。本当に盛り上がりました。

また書きます。多分。
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