なかなか更新できませんでした。余力がない。これだけは確かです。真面目に進路指導もしています。練習に行くこともしています。さらには体験入学があってそれであれこれやる部分もあります。「そんなのは仕事だから当たり前」といわれるのでしょうが。同じ条件で労働をしていないというのだけは確かです。これって何なのか。別に自分自身が評価されたいと思って何かをしているわけではありません。それでもここまでしんどいというのはちょっと・・・。「部活だけをやりたい」なんてことは言いません。それ以外にもやることはあるから。偏りがなくなるといいなとは思いますが、それはきっと不可能なのだろうなと思っています。
練習のことを。久々に前の記事に陸上競技のことを書いた気がします。Nonさんが来てくれて話をして。色々と刺激になることがありました。以前からずっと「やりたいな」と思っていることがあって。それを練習の中にどうやって取り入れるのかというのがあって。「本数を走る」という部分から離れたいなと思っていました。手っ取り早く競技力を上げるのは「走り込み」と「ウエイト」だと思っています。徹底的にウエイトをすれば筋力が上がるのでスプリントも上がると思います。が、それから先のことがない。というか、高校で競技を辞めてしまう選手が大半なのでそれはそれでありなのかなという気もしていますが。「先のこと」を考えるという余地があるのかどうか分かりません。「地道にやって筋力を上げる」というのがいいのか悪いのか。
個人的には「無駄な筋力」をつけたくないなと思っています。重りにしかならないからです。特に女子は筋力を上げてやることで必要ない筋肉も一緒についていくのではないかなと思っています。ウエイトをやるにも時間がかかります。これまで「あれこれやる」というのを考えていましたが、Nonさんと話しながらも「必要な筋力をどのようにつけるか」ということに特化していくほうが早いのではないかなと感じました。当たり前の話なのですが。
ここ最近、時間もなくて余裕もなくて。本当に競技のことを考えることができていたかと言われると十分だったとはいえない部分があります。本当に競技に特化して活動していた時は24時間、寝ても覚めても「どうするか」を考えていました。年齢を重ね、競技に対する熱量も変化しているのかもしれません。しかし、こうやって「ヒント」をもらうことで自分自身のやり方についても考えることができます。県新人の結果を踏まえ。このままでは「戦うのは不可能」という状況の中でどうするか。これは自分自身が感じている部分なので何ともいえないですが。
ずっとやりたいなと思っていたことをやろう、そう思っています。まーこれまでもやっていたのですがより「特化」しながらかなと。何度も書いていますが「予備負荷」をどのようにかけていくかを考えていきたいと思っています。「走るために必要な筋肉」に刺激を与える。それをその後動かす。ある程度走ったらまた同じように「刺激」を与えて走る。単純な話です。これまで自分自身があちこちに行って学んできたことを活かしたいなと思っています。県内であれこれ考えていても無理だなというのもあるので。
身体づくりをするためにあれこれ道具を使っていました。これも最小限にしようかなと思っています。道具の準備が面倒なので。その時間を他のことに使ったほうが良い。前任校では準備も片付けも早かったと思います。今は道具が置いてある場所も離れていますし、次への行動がスピーディではない。そのなかで道具を使うトレーニングをしていたらそれだけで時間がかかりすぎます。もったいない。その時間があれば別のことをやればいい。筋力を上げるために様々なことをする必要がありますが、こうなったら「自重」を中心に進んでいく形にしたいなと。アップサーキットをやっていない部分があります。これは復活させるかどうかも含めて考えていきたいと思っています。今の選手は「きついこと」を避ける傾向があります。アップサーキットも「意識の差」によってかける負荷は変わってきます。もちろん、どの練習であってもそれは同じだと思いますが。できるだけ「差」が出ないようにしたい。
シャフト補強は効果的だと思っています。しかし、何度も何度も止まってしまいます。それによりやりたい練習ができなくなる。これも「何が何でも」という気迫が足りないのかもしれません。しかし、それを待っていたら結局練習ができなくなるのです。きちんとできる日が来たらシャフト補強を再開すればいい。そうでないのであれば「走るために何が必要か」を取捨選択しながらやるほうが良い。今更ですが。何を捨てるかという話だと思います。
自分自身の「常識」を優先していたら本当に取り返しがつかないことになります。とはいえ、厳しい指導をすれば「なんてことを言うんだ」という批判も飛んでくるでしょう。そうであればもうやらないという選択肢もあると思いますしかし、「厳しい」から練習をきちんとやるというのは今の時代の流れに逆らっています。迎合する気はありません。しかしながら、「時代の流れ」があるのは確かです。そこに合わせて自分自身も変えなければいけない。今自分ができることはなにか。本当に「やりたいな」と思うことをやりたい。それは練習の内容に関しても同じです。やはり、何かに合わせるのではなく「必要」と思うことをやりたいなと思っています。自分自身が「効果的」だと思うことを。できるだけ時間も短くしたいなと思っています。最大で2時間半できるといいなという感じで。時間も短くする。足りない分は朝練で補ってもらう。やるかやらないかは任せる。強制的に「強くなるためにやれ」というのは今の私には厳しい。結局「自分自身」のことだから。
練習の合間に話していたらある選手が「卒業するまでいてください」と言っていました。来年のことですね。来年学校にいるのかどうかという話だと思います。何度か書いていますが「クラブチーム」だったり「競技指導」だけをしたいという気持ちは強くあります。全てを指導するのではなく「ハードル練習会」のように「特化してやる」というのも私の中では選択肢として存在しています。今は目の前のことだけを考えていきたいなと思ってはいます。
漠然と書いています。もう少し詳しく書けたらいいなとは思いますが。久々に体を休めることができました。気持ち的にリフレッシュしているかどうかは別として。ぼちぼちですね。