kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

恐ろしいほど寒い

2023-11-20 | 陸上競技

土曜日。舎監だったので朝散歩しようかなと思っていましたが雨・・・。そして悲しくなるくらい寒い。天気予報では雨はそこまではなかったはずですが。練習計画を大きく変えるほどではないかなと思っていましたが、とにかく寒い。小雨が降る中で外で走るという気にはなりません。

 

練習は予定通り。ダブルダッチから始めました。暖かければ色々と違ってくると思うのですがピロティで実施するとなるとテンションが上がりません。私は寒すぎてひたすら歩いていました。技なども覚えてもらいたいとは思いますが、止まってみていると寒いので時々声掛けをしながら歩く。終わってからは久々にDM投げのフロントバック真上。2kgで実施しているのでそれなりに飛ぶようになっています。目に見えて分かりやすい部分です。コントロールテストなどを行うと明確になるのかもしれませんが、個人的にはあまり指標にしていないので。真上投げは天井に当たるようになっていれば力がついているのかなという感じです。女子で3kgで実施すると初速が出なくなるのでどうかなというのもあります。これも様子を見ながらかなと。2kgでは軽すぎるという選手も出ているのは確かです。

 

屋外での練習は避けたいなと思っていたので短い距離をピロティ内で。距離が取れない部分もありますし、平たんではないところもあるので可能な限りの練習としました。腰押し、チューブ5歩、スティックスプリントまではできましたが他の部分は距離が足りない。前半マークは数を少なくして実施しました。そのまま室内で股関節周辺の補強を行う。屋外は寒いのでどうしようか悩み続けました。それでも全く走らないというのはどうかなと思う部分もあったので、タータンで10バトン25並走を。基本的にタータンが硬いのでよほどのことがない限り走らないようにしています。この日は寒さもありましたが土の部分は水たまりができているので走れない。どうにもならないので諦めてタータンで。4本走ってこの勢いであれば合流走もできるだろうということで4本行うことに。

 

合流走は普通に走るだけです。20m地点で待っていて60m走る選手が15m地点まで来たらスタートする。そこから競争する練習です。20m地点で待っている選手は「しっかりと加速する」ことで抜かれないようにします。60m走る者はトップスピードに乗った状況でどれだけ維持できるかという練習になります。どちらも「課題」があってそれを克服するための練習です。もちろん、「意図」が分かっていて初めて成立する練習となります。適当に走っても意味がありません。走力差がある場合は距離の調整が必要なのかなというのもあります。が、複数の選手が同じようにやるのでいちいち変えていたらめんどくさい。ある程度の「最大公約数」の距離にマークを置いてでるだけでいいかなと。完全に追いつけないようであれば調整が必要かなと思いますが、この辺りは「ある程度」でいいかなと。

 

寒かった。本当に寒かった。心から寒かった。それでも練習はできます。本当は有酸素系の練習を少し入れたいなと思っていたのですが。あえてやらないという選択をしました。この日は午後も練習をする予定としていたので過剰な負荷は避けたいなと思っていました。足りなくなる可能性はありますが。「腹八分目」というよりも「お腹が空いている」という状況なのかもしれません。正しいかどうか。今は焦る時期ではないと思っています。量を追うというのではなく基本的なことに時間を置きながらやるだけでいいかなと。

 

寒さの中でした。この日、中国駅伝に参加する女子のチームが学校で練習していました。地区代表として都大路がかかっている状況でした。ピロティも使ってもらいました。お互い様なところもあります。最近は「やれることをやる」というスタンスに代わっています。練習が計画通りいかないというストレスを考えると「できないから別のことで」と考えるほうが気持ちが楽です。感謝の言葉を頂きましたが、それほど大きなことをしているわけではありません。できるだけ穏やかな気持ちを持ち続けながら活動したいなと思っています。

 

それがどこまでできるかわかりませんが。穏やかに。

 

 

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雨予報の中で

2023-11-20 | 陸上競技

金曜日。この日もバタバタ。どうなのかなというのもあります。大金を振り込みに行く必要もあったので。授業でもそのあたりの話をしました。「許される」のかどうかをきちんと考えないといけないと思っています。高校生は「学校」の中での価値観で活動します。それも以前と比べると全く違う感覚になっていると思いますが。それでも「自分が中心」ではないというのは重要なことだと思っています。「不易」と「流行」ですね。

 

練習に関しては「雨予報」だったので室内やピロティで練習ができるようにしました。元々それほど走る予定はなかったので問題はないのですが。こう考えると「移行期」とはいえ、明らかに他の学校よりも走っていない気がします。それがどのような成果になるのか。今は慌てる時期ではないと思っています。やるべきことを丁寧にやる。数週間だけでも「基礎的なこと」をしっかりやれば色々なことが変わっていくと思っています。

 

武道場で「連続倒立」をやりました。思っていた以上にできません。こういう部分なのかなと思っています。重心を取るというのが上手くできないので走りにも生かせない。「走ること」「技術的なこと」をやる前の段階がきちんとできるようにならないと「走りにつながらない」のかなと。

 

ピロティで「DM∞」をやりました。見ていると「勢い」が強くなっている選手が複数名います。かなり筋力的に「使える」ようになってきたのかなと。他校の選手と一緒にやるのは難しいなという感じがします。DMの勢いが強くなりすぎてけがをさせてしまう可能性が出てくるからです。それくらい「強い」投げができるようになるといいなと思ってやっています。結局は「身体を使う」ことにつながるからです。どこでもやっている練習だとは思います。それでも「強く投げる」ことにこだわってやっていくことで「効果」は違ってきます。やればいいという話ではないので。

 

台を使った練習をしばらくやりました。「接地」「切り替え」の部分を。スイッチングの練習と通常のドリルと実施。最初のメニューには記載していましたが「スティックもも上げ」に関しては止めました。股関節周辺への負荷が高いなと感じたからです。故障しないためにもある程度セーブしながらやっていく必要があると思っています。

 

走る練習ができないなと思っていたのでせめて「有酸素系」だけでも少しできたらいいなと。グランドが乾いていたので外で「DM往復走」を。ほとんど有酸素系の練習をしていないので「リレー形式」でDMをもって50mを往復することにしました。短距離系であってもそれなりに必要な動きだと思っています。ガンガン走るというのではなく「楽しみながら」できればいいかなと。少しずつスピードが上がっていきました。勝手に。本当は2人1組くらいでできるといいのかなとは思います。この日は3人1組で5往復。500m程度です。

 

またピロティに戻って「シンプル補強」を。本当にシンプルな補強です。プレート補強と軸ドリル、リズムスキップをやってからアジリティ。最後に20mくらいのタイヤ押しです。走れないけど足に負荷をかけたい。競争形式でやりました。もっと早く押せたらいいなと思いますね。ウエイト的な練習をするのではなく「原始的な練習」でいいと思っています。道具を使う場面では使いますし、それ以外は「昔ながら」のような練習でもいいかなと。それがどれだけ求められるか分かりませんが。できるだけのことをやります。

 

この日は舎監でした。本当に寒くて・・・。かなり厚着をしました。秋はどこに行ったのか?夏と冬しかない気がしています。健康に悪い。気を付けないといけません。

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遠い記憶になりつつありますが・・・

2023-11-20 | 陸上競技

バタバタ。どうなんでしょうか。これで本当にいいのか分かりませんね。

 

木曜日のことを。前にも書きましたが、木曜日は気分転換も含めて「ダンス教室」をすることにしています。20分程度。この時間は選手に任せて自由にさせています。以前のようにガツガツやるのは嫌だなというのもあって。月曜日の内容にも書いたかもしれませんが、「自分に返ってくる」だけだと思っています。昔ながらの「部活動」という雰囲気はもういいなと。人間は「経験則」で活動することが多くなります。自分の成功体験が「正しい」という考え方。多分、これまでの私もそうだったと思います。

 

数年前から思うことがあって完全にスタンスが変わっています。元々「やりたい」と思って入ってきているというのが「部活動」の前提だったと思います。それが「やりたくない」のに入ってくるという理解しがたい状況が複数年続いていました。そのなかで「やらせる」ことで様々なストレスを感じるようになりました。私学で「競技をやる」と思って入ってくる状況とは異なるので「なにがなんでもやってやる」という雰囲気になりがたいと思っています。県内の状況を考えても「楽しくやる」のが中心となり「競技」としての「陸上競技」とは離れていく傾向が強くなっています。その中で「がむしゃら」になって「俺についてこい」みたいな時代ではなくなったのかなと。それが正しいかどうかは分かりませんが。

 

そう考えると「気分転換」も必要になると思っています。毎日毎日練習をしようというのではなくてもいいのかなと。それ以外の日にきちんとした練習をしておいて休めるときには休む。充実した時間を過ごせればいい。そう考えています。もちろん、やる時には練習をさせますが。

 

20分程度のダンスの後は「体つくり運動」としてバスケットボールを使って遊ぶ。武道場でやっているのでドリブルとかはできません。ボールを使ってその場であれこれやるという感じでしょうか。ボール回しをしたり、馬跳びとボール投げを組み合わせたり。本当に遊んでいる感じです。正直、この手の運動が「効果が高い」かどうかはわかりません。この運動をしたら「競技力が上がる」という保証も確証もないからです。それでも「意味がある」と感じながらやるだけです(笑)。どこにも正解はないのだから。

 

ある程度の時間身体を動かして終了。私は「面接練習をしてほしい」という要望があったのでそれに対応。2時間近くやったでしょうか。経済系の学部を受けるということだったのでその基礎の話を。「起業したい」という話はよく聞きます。が、何も考えずに「起業」というのはできません。ある生徒は「自分のブランドを作りたい」と言っていましたが、いやいや「誰が買うの?」という話です。そのあたりの基礎的なことも含めて話をしていきます。商業系の生徒ではなく普通科の生徒であればそのあたりの知識が不足します。面接で話をするために材料も必要になります。

 

色々と思うことがあります。仕方ないなと思う部分も。しんどいですが。

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