土曜日。舎監だったので朝散歩しようかなと思っていましたが雨・・・。そして悲しくなるくらい寒い。天気予報では雨はそこまではなかったはずですが。練習計画を大きく変えるほどではないかなと思っていましたが、とにかく寒い。小雨が降る中で外で走るという気にはなりません。
練習は予定通り。ダブルダッチから始めました。暖かければ色々と違ってくると思うのですがピロティで実施するとなるとテンションが上がりません。私は寒すぎてひたすら歩いていました。技なども覚えてもらいたいとは思いますが、止まってみていると寒いので時々声掛けをしながら歩く。終わってからは久々にDM投げのフロントバック真上。2kgで実施しているのでそれなりに飛ぶようになっています。目に見えて分かりやすい部分です。コントロールテストなどを行うと明確になるのかもしれませんが、個人的にはあまり指標にしていないので。真上投げは天井に当たるようになっていれば力がついているのかなという感じです。女子で3kgで実施すると初速が出なくなるのでどうかなというのもあります。これも様子を見ながらかなと。2kgでは軽すぎるという選手も出ているのは確かです。
屋外での練習は避けたいなと思っていたので短い距離をピロティ内で。距離が取れない部分もありますし、平たんではないところもあるので可能な限りの練習としました。腰押し、チューブ5歩、スティックスプリントまではできましたが他の部分は距離が足りない。前半マークは数を少なくして実施しました。そのまま室内で股関節周辺の補強を行う。屋外は寒いのでどうしようか悩み続けました。それでも全く走らないというのはどうかなと思う部分もあったので、タータンで10バトン25並走を。基本的にタータンが硬いのでよほどのことがない限り走らないようにしています。この日は寒さもありましたが土の部分は水たまりができているので走れない。どうにもならないので諦めてタータンで。4本走ってこの勢いであれば合流走もできるだろうということで4本行うことに。
合流走は普通に走るだけです。20m地点で待っていて60m走る選手が15m地点まで来たらスタートする。そこから競争する練習です。20m地点で待っている選手は「しっかりと加速する」ことで抜かれないようにします。60m走る者はトップスピードに乗った状況でどれだけ維持できるかという練習になります。どちらも「課題」があってそれを克服するための練習です。もちろん、「意図」が分かっていて初めて成立する練習となります。適当に走っても意味がありません。走力差がある場合は距離の調整が必要なのかなというのもあります。が、複数の選手が同じようにやるのでいちいち変えていたらめんどくさい。ある程度の「最大公約数」の距離にマークを置いてでるだけでいいかなと。完全に追いつけないようであれば調整が必要かなと思いますが、この辺りは「ある程度」でいいかなと。
寒かった。本当に寒かった。心から寒かった。それでも練習はできます。本当は有酸素系の練習を少し入れたいなと思っていたのですが。あえてやらないという選択をしました。この日は午後も練習をする予定としていたので過剰な負荷は避けたいなと思っていました。足りなくなる可能性はありますが。「腹八分目」というよりも「お腹が空いている」という状況なのかもしれません。正しいかどうか。今は焦る時期ではないと思っています。量を追うというのではなく基本的なことに時間を置きながらやるだけでいいかなと。
寒さの中でした。この日、中国駅伝に参加する女子のチームが学校で練習していました。地区代表として都大路がかかっている状況でした。ピロティも使ってもらいました。お互い様なところもあります。最近は「やれることをやる」というスタンスに代わっています。練習が計画通りいかないというストレスを考えると「できないから別のことで」と考えるほうが気持ちが楽です。感謝の言葉を頂きましたが、それほど大きなことをしているわけではありません。できるだけ穏やかな気持ちを持ち続けながら活動したいなと思っています。
それがどこまでできるかわかりませんが。穏やかに。