土曜日の午後。やっとハードル練習会ができました。比較的ニーズがあると思っています。これもあって「クラブチーム」でやりたいなという考えが出てきます。まー「skyの顧問」という肩書があるからできている部分もあると思います。「クラブチーム」を主にやることになれば「高校の組織」からは距離を置きます。批判されるかもしれませんが、「やりたいこと」があってそれに対して自分自身がどのようにアクションを起こすかは私自身の問題ですから。自分自身が何をやりたいのか。そこは見続けておきたいなと思っています。
第1回の中高の練習会。ほとんどが保護者が連れてこられるパターンになると思います。何人かは顧問の先生方が連れてきていました。最後まで練習の様子を見ておられる方も。本当はこういうのが一番大事だと思っています。「どういう練習をすればいいか」というヒントがたくさんあります。それをどのように受け取るか。今後学校でどのような練習をすればいいか。今回は第1回目ということもあり、ogw先生に趣旨説明をしてもらいました。中高生には難しいことかもしれませんが。2年連続で女子の400mHでは2人ずつIHに進んでいます。この練習会から活躍する選手が出てくれればいいなと思っています。そのための土台作り。
中学生も15人くらい?参加してくれていました。身長的に中学1年生の選手も何人か。これは本当にありがたいことだなと思っています。「普通の選手」がどうやってハードルに取り組むかというのは大きい。最初から難しいことをやるのではなく将来的にきちんとハードルに取り組めればいいかなと。ハードルドリルなどを早い段階からやって体幹部分や股関節周辺の筋力を高めていくことは将来の確実な伸びにつながっていきます。
この日、少し話をしましたがやっぱり「走力」が重要だと思っています。どれだけ技術的なことができるようになっても結局「タイム」を競うのだから「足が速い」というのは重要なことだと思っています。国体の時の話も少ししました。うちの選手が追い風参考で14秒19で走りました。ハードリングに関してはそれなりだと思っています。しかし、組のトップは13秒3です。かなりの差がついています。もちろんハードリングも上手いと思いますが「走力の差」が大きいと思っています。100mを11秒台で走る選手と12秒8くらいで走る選手であれば走力だけで「1秒」の差があります。結局、「技術」で短縮できる部分は限られているのです。足をどうやって速くするかというのが今後の競技結果を大きく左右すると思います。そのベースになる部分が作れたらいいなという話をしています。
初めてハードル練習をするという選手も複数名いました。本当は暖かい時期にある程度走っておきたいと思っていました。が、実際にハードルを跳ぶというところまで行けませんでした。それはそれで仕方ないかなと。去年は「基礎の徹底」という部分で練習を進めていきました。今年度もそのあたりを考えないといけないかもしれません。できれば「初心者向け」と「中級者向け」に分けてそれぞれ「課題」になる部分の練習をしていけたらいいなと思っています。そのためには「指導者不足」があります。何人かに協力してもらいながら「競技レベル別」に指導ができるといいのかなと思いますね。それぞれのニーズに合わせた指導をする。やりたいことですね。
その場での「軸ドリル」と「リズムスキップ」をやって簡単な「ハードルドリル」を。これだけでかなりの時間を要しました。本当は1歩ハードルなどもやりたかったのですがとても無理(笑)。軽くやって終わりという感じになります。勿体ないので「少し走る」ことにしました。「スイッチングスプリント」をやって「速く動く」ことを体験してもらいたいなと。走力的に差があるので何パターンか作りました。本当は1人ずつ作らないと合わないと思うのですが。さすがにこれだけ人数がいると難しい。合わない選手はマークの横を走ってもいいと伝えています。
ここも注意点が必要です。自分に合った「幅」でやりたい。速い人に合わせて広くしてもその選手にとっては意味がないからです。中学校の指導がどのようになっているのかは分かりません。中学校1年生で女子が8mのハードルインターバルを越えていくのは実際問題無理だと思っています。競技会では決められた距離があるのでそれに対応する練習を求められます。しかし、それをやっていくと「3歩で届かない」ので5歩で走るようになる。「ハードル」をするというのではなく「完走する」ことが目標になってしまいます。ある程度の身長と走力になるまでは7.5m幅のレースがあってもいいと思っています。実際にやっているかもしれませんが。そうであれば練習も「しっかりと走れる距離」でハードルインターバルを設定するべきだと思っています。ハードルの楽しさは「リズム感」です。このリズムの中で障害を越えていくことが楽しい。それを経験させてあげたいなと思っています。
結局、実際にハードルを跳ぶところまではたどり着けませんでした。それはそれでいいのかもしれません。導入段階としてやっているというのでも。これから先のことを考えるともう数人指導してくれる人が必要になります。とても一人では無理。協力してくれる人が増えるとありがたいなと思っています。ハードルに限らずスプリントのほうでもいいので。
まーひとまず1回目ができたというのが大きいなと思っています。夏休みやシーズンに全くできなかったので。この状況下で練習会を開くというのは自分で自分を追い込んでいるという感じもありますが。それでも続けていけたらと思っています。
差し入れをもらいました。ダイエット生活のための「特茶」と「11月11日」なのでプリッツとトッポ。ありがたいことです。「特茶」に関しては7本になったので1週間飲み続けることができます。食事制限をしないといけないなと思いながら。結局ラーメン食べてしまうという炭水化物の過剰摂取から抜け出せません。
真面目に考えたいと思います。