火曜日。この日も朝も昼も面接練習。ほかの時間にも面接練習。
午後の練習に関しては様子見かなと思っていました。自分たちがどのようにするかですから。特別話をすることもなく練習を開始。この日から男子も冬季練習に入るとのことでした。全体で話があってから分かれてそれぞれがやるということで。
練習に関しては武道場でブリッジ系から。身体を巧みに動かすという視点で。これがどのように競技力に繋がるのかは分かりません。目に見えて出てくるというわけではありませんから。時間があるときに「体つくり運動」についても調べるようにしています。負荷をかけるというだけではなく「どのように動くか」というのが重要だと思っています。走るという動作の「精度」をあげるために何をするか。必要以上の動きはそれを習得するために時間がかかってしまいます。難しくなく体を動かせるかどうかだと思っています。
DM∞、DM投げwith台、台ドロップをやってからスプリント練習。この日の前半部分はここまで。たくさん走る気はありません。動きの習得のためにある程度のことを継続的にやっていければいいかなと思っているので。今は「練習量」に頼りたくないなと思っています。ウエイトとしたり走る量を増やすと強くなるのかもしれません。これは「エゴ」なのかもしれませんが、本当の意味での「陸上競技」に触れながらやると面白いかなと思っています。「能力」だけではない。「量」に頼った練習で強くなったとしたら次はもっと「量」を増やさないといけない状態が生まれる。どのように体を動かしていくのか。走るために必要な「知識」や「技術」を習得しながらやっていくほうが最終的に強くなれるのではないか。探求するという姿勢があるかどうかだと思ってはいます。もちろん、「結果を出す」ことをだけを求めるのであれば手っ取り早い方法をとるのが正解なのかもしれません。
股関節周辺の補強を入れてから専門練習へ。スプリント系の選手が一人だけになるならハードルを跳ばせようと思っていたのですが、複数名になったので予定通り「加速段階」の練習を。スプリント系の選手にとってはこの部分は大きいと思います。中間の動きに関しては色々といわれる部分がありますが。加速段階のことはそれほどいわれません。この局面がきちんとできなければ最終的に中間疾走に繋がらないと思っています。時間をかけて「加速する」ことに関しての動きを身に付けさせたいと思っています。
ハードルに関しては先日のハードル練習会でできなかった内容を。一歩ハードルなどを行ってからハードルインターバルを詰めての3歩ハードル。ハードル間を7.5mで行いました。詰めすぎかもしれませんが。この冬ではヨンパの選手であったも100mHの練習をさせようと思っています。100mHの高さでハードルを越える練習を増やす予定です。結局、スプリントとハードリングどちらもやっていく必要がある。ヨンパのハードルは低いのでそこまで技術が求められないかもしれません。しかし、本当に戦おうと思ったら今のロスをどれだけ減らせるかにかかってくると思っています。そうであれば100mHがきちんとできるようになっておく必要があるかなと。将来的に大学で競技をやりたいという選手が出てきたときに、最低限の技術を習得させておくことは重要ですから。
7.5mのインターバル。土の上ですから8mより少し短い間隔かなと思います。そうなると刻み切れない選手も出てきます。それでも「速く動く」ということを求めます。身長がある選手がこのインターバルでは詰まってしまう。当然の話です。それでも「刻む」感覚を身に付けることで様々な状況に対応できるようになると思っています。最後の1本は1足長伸ばしました。もともと100mHを専門にやっている選手はそれでも詰まります。当然ですね。スプリントをあげていくためにこの手の練習は必要かなと。ヨンパの選手もそれなりに。この距離で間延びするようであればレースでは走れません。来シーズン100mHに出ても中国大会に進めるくらいでなければ上のレベルで戦うことはできないと思います。実際にきちんと走れば15秒前半くらいでは走るようになると思います。14秒前半まで行けばそちらで戦うことも視野に入れないといけないかもしれません。最低限の水準まで上げていくことで本当の勝負に備えたいなと。
こういう練習をしっかりと