kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

あれこれ2

2018-08-21 | 陸上競技
記憶からなくなる前に色々と書いておきたいと思います。本当はもっと早い段階で記録したかったし、今本当に書きたいことは別にあるのですが。それでも記録はしておきたいと。

11日、国体最終がありました。教え子のmakinoが戻ってきてレースに出場。もう4年生です。インターハイ期間中に追い風参考ながら11秒90を出したと報告をしてくれていました。こちらに戻ってきたら必ず一緒に練習をしてくれます。慕ってもらっているかどうかは別にして一緒に練習してくれることに対しては感謝しかありません。makinoの明るさはうちの選手にとって大きなプラスです。普段の練習の様子を逐一見ているわけではありませんから細かいところは本人に聞きながらになります。

成年選手は欠場者が出たために予選がなくなる。決勝のみ。走る姿を1本でも多く見たいなという個人的な感情はありましたが。レース自体はかなり良かったと思います。持ちタイムが上の選手が数人いる中でスタートからトップ。そのまま最後まで走りきりました。タイムは11秒96!!4年ぶりの自己ベスト更新、更には念願の11秒台に入りました。本当には素晴らしい。

地元で走る最後のレースになるかもしれない。多くの先生方が見守ってくれている中で出せた11秒台。初めてmakinoが出した11秒台を目の前で見ることができて本当に幸せだなと感じました。キャラもありますが多くの先生から可愛がってもらっています。良い走りをお世話になった方々に見てもらえたというのは本当に嬉しいですね。当然ながら本人もかなり喜んでいました。

思いがけない故障もあり本人的には不完全燃焼の日々だったと思います。それでと話をすると前向きに取り組んでいる様子が分かりました。速く走りたいという気持ちがいつも全面に出ている選手ですから。レース後にすぐに駆け寄ると体型自体が変わっているなというのを感じました。色々な意味で節制をしているのだと思います。アスリートです。一番お世話になっているfjk先生に電話して報告。本人も。支えてもらっていることを常に頭においておかなければいけません。

この子の取り組みの成長を感じました。何が何でも早く走るという姿勢が見えました。うちの子達に足りない部分だなと思います。もっとできることがあるはず。私自身がmakinoから教えられている気がします。

エネルギーが切れかけていた私を力をくれました。本当にありがたいなと思います。感謝しかない。個人でのレースを大切にするmakinoの姿勢。「個」があって初めてチームが成り立つ。そのことを再確認させてもらいました。記録を伸ばせるだけ伸ばしてもらいたいですね。
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あれこれ

2018-08-20 | 陸上競技
書きたいことがかなりあってそれでも時間の確保ができなくて。そんな日々です。プライベートというものがほぼ存在しない中でblogを書く時間だけでも確保したいなと常に思っていました。が、それは遠い夢のような話。到底たどり着けません。

インターハイが終わって国体最終予選がある。その中でどれだけモチベーションを維持できるか。それは選手にとっては大きなことだと思っていました。ベストパフォーマンスを発揮するためになにをするべきか。そこに対してどれだけ意識を持っていけたか。

実際走ってみて女子はほぼ力を出せませんでした。疲労などもあります。とはいえ、もう少しきちんと走れないといけない。タイム的にはかなり微妙。持てる力を出し切ったとは到底いえない結果でした。男子に関してはベスト記録を更新する者も複数。競技を始めてどれくらいの時間が経過したのかはまだ不明ですがそれなりに形になっていました。練習を積むということができればやはりこういう結果につながっていくのだと思います。

そんな感じだったので女子は国体最終の翌日、休まずに練習をさせました。やはりやるべき練習ができていません。トレーニング系が明らかに不足している。きちんとした練習ができていない中でレースをしても結果は出ない。トレーニング中心にかなりの量をやりました。トレーニングとスプリント、120をおりまぜながらです。走ってトレーニングをしてまた走る。ここ最近はいつのまにかこの練習スタイルさえ不十分になっていたのかもしれないなと感じていました。休ませない。暑さもありますがやるべきことができないというのはやはり避けなければいけないですから。

3時間近くやったでしょうか。これにより翌日の全身筋肉痛は間違いないと思っていました。それでもやらなければいけない。週末に中国五県がありました。そこに向けて最強化。この時目を引いたのがSの存在でした。インターハイで引退するという話をしていたのですがこちらが頼んで中国五県までってもらうことに。本人も不完全燃焼というのもあり前向きに取り組んでくれることになりました。

普通、週末で引退という感じであればこの手のトレーニングや走りは適当にやるのではないか?大きな成果を出すという長い視点で見る部分がないからです。しかし、Sは誰よりも真剣にやっていました。走りに関しても「今のどうでしたか?」と聞いてくる。この姿を見ていて本当にすごいなと感じていました。上につながる大会ではない。それでも最後の最後まで力を出そうとする姿。本当に大きく成長してくれているなと。

贔屓とかではないと思っています。これだけ自分に厳しくやる選手に対して評価するのは当然だと思います。1年生の頃は適度に手を抜いていましたし、走る練習は嫌がる傾向もありました。それが多くの経験を経てここまで成長してくれている。保護者よりも近くで競技に対する姿を見てきました。だからこそこの変化を嬉しく感じています。

尽きかけているモチベーションを高めてくれる。感謝の気持ちが大きくありました。もちろん、ほかの選手もきちんとやっています。が、Sの取り組みは他の子よりもかなり上のレベルでした。



ご褒美とまではいきませんが、飲み物等が少なかったので凍った飲み物を購入して配布。試合の翌日に練習をするというのはなかなかできません。この子達のモチベーションも維持しなければいけないと思っています。

午後から息子と遊びに行ける唯一の日でしたがあれこれあってそれも達成できず。6年生ですからこれから先一緒に遊ぶことも少なくなると思います。何もせずに帰るのは嫌だったので帰りに海に立ち寄って裸足で浜辺を歩きました。これだけバタバタしていると息子と一緒に歩くことさえほぼない。これは本当に良いのか。分かりませんが。1時間半くらいだったでしょうか。貴重な時間を過ごせました。

休むという感覚。ほぼありません。自分で自分を追い込むつもりもない。それでもこの押し寄せてくる「何か」に対して対応しなければいけません。タフなのかどうかも微妙ですが。ストレスのはけ口が食べることになっています。それはそれで大きな問題だと思うのですが。

まとまりません。とりあえずしばらく前のことを記録しておきます。
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削りながら・・・

2018-08-17 | 陸上競技
更新にたどり着けず。

インターハイから帰ってきてずっとバタバタしていました。7日に登校日があり、8・9はオープンスクール。11日が国体最終で終日、12日は午前中練習を行って午後から息子と遊びに行く予定でしたが上手くいかず。夏休みで唯一時間があるときだったのですが。午後にすぐに行く予定でしたが所用が入りました。予定より1時間程度遅れて動いた結果、目の前でチケットが切れて入場できないという状況に・・・。

13日から15日は国体合宿。終日です。16日は朝練習をして午後からは支部大会の申し込みの準備。夜は来客があったので一緒に食事に行きました。

現在、17日の朝。今からちょっとお話をしていただいてそこから中国五県へ。これももうあたりまえの話なのかもしれませんがほぼ休んでいません。命を削りながらという感じでしょうか。業務の合間に他のこともあります。個人の時間というのは皆無。

blog更新にたどり着くまでに力尽きてしまいます。書きたいことはたくさんあるのですが。それでも時間に余裕がありません。どうするのか・・・。

かなり魂を削っています・・・。休みというか多少なりと気分転換がしたいですね・・・。生きていきます。
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余力なし

2018-08-13 | 陸上競技
更新がほぼ停滞しています。時間があると勘違いされやすいですがかなりバタバタしています。余力がない。blogは毎日更新したい所なのですが。そこまでたどり着けないという現状。楽しくはないですね。

あまりにもあっという間に時間が過ぎてしまうので更新するための材料がなくなっています。毎日書くと記憶に残っている中で行動できるのですが。

あれこれ書くと見ている人の勘違いや誤解を生むかもしれません。私は私でやることがあります。考えも想いもある。ひょっとしたら私は「めちゃ良い人」と思われているのかもしれませんがそんなことはありません。物事に悲観することもありますし、怒りを抱えることもある。聖人君子ではない。

とりあえず生きているという事実だけここに記しておきます。余力があればきちんと更新したいと思います。
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あり得ない話

2018-08-10 | 陸上競技
全く更新にたどり着けず。いや、本当にキツイですね。暑さの影響もあるとは思いますがとにかく身体がキツい。エネルギーが枯渇するという感覚はないのですがとにかく身体が。

インターハイに向けてやってきた反動があるのかもしれませんが。それにしてもこのキツさはなんなのか?三重では競技もですがそれ以外の所に考えられないくらいのエネルギーを使いました。特に宿舎(笑)。あまり否定すると営業妨害だと言われるかもしれないのですが。ここの関わり方にとにかく疲れた感覚かあります。

平等ではないという部分から始まり、部屋に手のひら大の蜘蛛が発生する。選手はパニックになる。そりゃビビると思います。慌てて押入れに閉じ込めたと言っていましたが。ここからはほぼネタだと思って読んでください。全てを書くと終わらないので一部分のみで。

リレーが終わって宿舎に戻ったのは22時過ぎ。かなり遅くなりました。お風呂に入るのも大変。6人で1つしかないお風呂。本館まで真っ暗な中で歩くのはあまりにも危険すぎる。私の部屋のお風呂を使わせました。部屋が2つあったのでその部屋に何人か選手を待たせておきました。まーセクハラだとかなんだとか言われると困るので。6人て1つのお風呂を22時以降から利用したら最後の選手は何時になるのか?!この時点で平等ではないのですが。

他の団体は2人や1人で風呂トイレ1つ。6人で1つとは全く違う。そのことに対して質問すると「平等になるように考えてやっています」との返答。いや、同じお風呂をお金を払っているのだから明らかに差がある。そのことを質問すると「部屋割りに毎日深夜2時3時までかかったんですよ!」と言われる。うーん、それとこれとは全く別問題では?我々はそれなりの対価を払って宿泊しています。宿舎の大変さが分からない話しではないのですがそれはそちらの仕事。

その段階で選手から報告。「先生、バスタオルが昨日のままです」と。うーん。すぐに連絡する。備え付けの電話にはフロントの番号が何番かも記されていないのでスマホから電話。ここもすごい話だと思うのですが。電話すると一応新しいバスタオルを持ってくる。そこで話をしました。「バスタオルが変わってないってありえなくないか?」と。すると逆ギレ。「こっちはあれこれやっている。バスタオルを洗って新しいのを提供するなら部屋の掃除まではできない!」と。は?いや、それとこれとは別問題だと思います。挙げ句の果てに「配宿センターからタオルのことは何も指定されていない。高校生だったらタオルくらい自分で持ってきてると思う。身体を拭くならそれを使って欲しい。バスタオルは宿泊期間、干して乾かして使ってもらう。」と言われる。

いや、夜遅かったけどぶち切れる。そんな宿舎ないやろ?引率者のタオルはこちらのサービスで交換させてもらっている。高校生は自分達のを使えば良いという返答。合宿出来ているわけではない。それなりの金額を払っています。バスタオルに関しては交換は必要だと思います。衛生的ではない。言われたら替えますとのことだったので「必ず毎日替えてくれ」という要望を出す。

ありえない話ですが、その日の夜選手の1人は掛け布団に赤いシミがついたシーツを提供されていたので気持ち悪くて掛け布団が使えなかったと言っていました。笑えないのですが寝る場所にゴキブリが出て叫び声が聞こえ、私が呼び出されてゴキブリを排除することになる。非衛生的だと思うのは私だけなのか??

翌日、部屋に戻るとまた選手から連絡が、タオル交換かされていない、とのこと。更に6人選手がいるのにバスタオルが4枚しかない。私の部屋に間違って置いてないか?とのこと。ありません。かなり怒る。それでも伝われません。交換が必要だったら直接フロントにタオル持ってきて欲しいとの話にでした。繰り返しになりますが宿舎は本館から離れています。気づいて交換に行く事も可能ですが真っ暗の中で歩くのは危険です。サービスしろとは言いませんがあまりにも酷くないか。

持っていかないければタオル交換をしないと言いながら勝手にバスタオルを持って帰る。話の辻褄が合わないのではないか??

最終日、私が部屋で風呂に入ろうと思ったらバスタオルがない。部屋にバスタオルがないというのはどういうことなのか??交換云々ではない。電話して呼んで持ってきてもらう。あまりにも対応が悪くないか??最低限のことはやって欲しいと要望を出す。かなり時間が経て布団を敷こうと思って準備すると今度はシーツがない。まじか。寝るくらいは普通にさせて欲しい。もう怒りを通り越していました。合宿に来ているわけではない。それなりのお金を払っています。寝るくらいはしせてもらえないか?と。

「本当にすみません」と謝られる。かなり話をしてシーツを受け取る。もう一泊の我慢だと自分に言い聞かせる。で、シーツを敷こうと思って受け取ったものを広げると枕カバーが4枚という驚くべき事実。慌てて外に出て大声で叫ぶ!おい、あり得んやろ?!持ってきた従業員が戻ってきて一応謝罪。いや、一度や二度ではないのです。ここまできたら嫌がらせだとしか思えない。不衛生だというだけではない。あまりにも基本的な対応が酷くないか?3000円で泊まっているわけではない。対応も含めて確実に過去最低だと。

こちらがまともな事を言っても向こうは暖簾に腕押し。全く改善されませんでした。私だからネタで済む?そんな話ではないと思います。キャパがないなら受け入れるべきではない。遊びに行っているわけではないから。戦いたいと思って三重に行きました。が、競技以外の事でエネルギーを使わないといけないのか?激怒してもそれが伝わらない。どうしろというのか?

一応、県の代表を通じて抗議をしてもらいました。他県では意見が出なかったとのこと。そうであればうちだけそんな仕打ちを受けたのか?そうであれば更に怒ります。

まーかなり割愛しています。これ以外にも信じられないことがたくさんありました。耐え忍ぶことが美学なのかもしれません。しかし、今回は酷すぎる。ありえないと思いました。私の感覚がおかしいのか?常に耐えないといけないのか?

ストレスでした。
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2018-08-08 | 陸上競技
思うことを。

なかなか分かってもらえない部分があります。うちの選手、感情表現が苦手です。県総体で勝つ、インターハイを決める。その時に喜んではしゃぐということは決してありません。レース後に集まって抱き合うというのも見たことがない。だからといって嬉しくないわけではない。私自身はそれを分かって見ています。まー「嫌だ」と思ったことに対してはあからさまに態度に出ますが(笑)。ここに関しては近くで見続けている自信があります。ある意味保護者より近い部分があるかもしれない。

インターハイのレースが終わった後に全体で話をした。私はほぼ話さず。それぞれが思うことを口にさせた。話すのも苦手。感情を言葉にするというのも常に話をしてきました。それでもなかなかそこができない。どれだけ時間がかかっても言葉にさせたいと思っていました。

3年生3人が口にした言葉。「結果を出してこれまで支えてくれた人達に恩返しをしたかった」と口々に言っていました。別に強要しているわけではありません。うちの選手のことを知っている方々なら分かってもらえると思いますが、今時の女子高生とは随分違う娘達です。大人に懐いて親しげに関わるというとはほぼない。真面目でガチガチという部分とも大きく違う。独特な雰囲気があります。

その娘達が「感謝」を口にしている。ここまできたのは自分達だけの力ではないというのを分かっているのだと思います。これまで先輩達と目指してきたインターハイに来れたこと、先輩がいたから自分達がここまでやって来れたこと。このことに関して口々に言葉にしていました。本当に珍しく涙を流しながら。感情表現は苦手。それでも思うことがあったのだと思います。

多くの方が「インターネットライブ」でレースを見ていたと連絡してくれました。うちに関心を持ってくれている。少しずつ背中を押してくれている。強く感じました。私自身、心から感謝したいと思っています。私が多くの人に恩返しができているのかどうかも考えさせられました。

私にできることはなにか。選手をインターハイに連れて行くというだけではないと思っています。そこに至るまで何を伝えるのか。物事に対する取り組みであったり、考え方であったり。強い弱いだけではない部分があると思います。ガチガチに指導に従わせるというのは今はやりたくない。私の前だけ良い子でいるような選手になってほしくない。怒られないために何かをやるという行動基準になってほしくない。そこは最近の私の中のテーマでした。

卒業生がずっとずっと見守ってくれています。私が今の学校に赴任して今年で4年目。最初は試合会場でアップすることさえできませんでした。恥ずかしい、と。競技者になるまでにかなりの時間を要しました。もちろんその間に様々なことがあり私自身陸上競技から離れたいと思ったことも。陸上競技が嫌いになるくらいの話でした。競技指導ではない部分が大きくなりすぎて、一挙手一投足に批判される。本質的な話ではない部分が大きかった。それでも「強くなりたい」と思ってやってくれる数人の選手と一緒に進んできこれた。ここも意味があると思います。

今の3年生、ほぼ何もないところからスタートでした。先輩方に甘えるというのもできない。そういう表現ができないというのを認識して可愛い後輩だと思って見守ってくれる。もちろんイライラすることもたくさんあったはずです。見捨てずにやってきてくれたから今がある。それは本人達も分かっているはずです。多くの人がこの娘達に対して理解してくれているからここまで来れたというのはあります。

レースが終わって「競技はインターハイまで」と言っていたSと話をしました。もう少しだけ一緒にやって欲しいと頼みました。中国選手があるのでそこまで、と。個人的な感情を含みます。力が上がっているのを感じています。ここに来てベストを更新している。もう少し走ってみたらいいんじゃないかと。私が走るのをみたいという感覚もあります。花道を飾りたいというだけではなく一緒に陸上競技がしたいという感覚ですね。わがままを言いました。

共に進む。そういう気持ちがずっとありました。それを言葉にするのは非常に難しい。それでも少しずつ書き記しておきたい。

また書きます。
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インターハイ終わる

2018-08-07 | 陸上競技
更新滞っていました。

三重インターハイが終わりました。ここまでかなりのエネルギーを使って進んできました。この舞台に立てたこと、本当に誇りに思います。やれることは全てやってきたと思っています。すべてが順調とはいえない中でしたが少しずつ確実に進んできた。

レース当日、バトンに関してある程度上手くいっていたのではないかと思います。流れたり詰まったりというのはほとんどありませんでした。が、うちのタイムは48秒51。チームベストからは0.5秒遅れ。47秒20を目標に掲げていました。簡単なことではない。最低でも47秒台には入れるだろうという感覚の中でここまでやってきました。選手は持っている力を出してくれたと思います。出場前は組でのランキングが7番目。うちより速いチームは基本的に47秒台。46秒台のチームが2チーム。厳しい戦いというのは明らかでした。

実際のレース、上位3チームは離れていてそれ以外のチームで競り合うと胃感じでした。トップは45秒台46秒台が2チーム。4位は中国チャンピオンのチームで48秒0でした。うちが48秒51で5位でフィニッシュ47秒台の持ちタイムのチームに2つ勝つことができた。大きな意味があると思います。

走力的に大きな差があると思います。それでもこの舞台に立つまで様々なことをやってきました。周りからは「無理だ」と言われる。逆に「中学時代に12秒台で走っている選手が3人いるのだからインターハイは言って当たり前」とも。実際問題、周囲で見ているほど簡単ではありません。少しずつ少しずつ積み上げてきてやっと届いたインターハイでした。

結果的には予選落ち。予選通過レベルは47秒2台でした。県記録を更新しても届かないレベル。それでも真剣にその部分を目指してきました。強いから届くという話ではない。インターハイ出場を決めてモチベーションが下がるという感覚はなかったと思います。逆に本人たちは「絶対にやってやるんだ」という気持ちで臨んでくれていました。

予選で落ちましたがここまでやってきたことは大きく間違っていたとは思いません。全国で66チームしか立つことができないインターハイの舞台に立つことができた。参加するだけではなく戦うためにやってきた。自分たちよりも少し力が上のチームと競り合って戦うことができた。ここに意味があると思っています。

全国の強豪校や選手が集まってくる学校とは根本的に違います。部活動が盛んとは言えません。卒業していった選手たちと一緒に少しずつ少しずつ積み上げてきた部分です。これまで一緒に協議をしてくれた選手がいるからここまで来れた。1人だけでインターハイに行くのとは違います。4人走れないといけない。強い個人が1人いたら行ける部分とは違います。チームとして取り組んできたことが少しだけでも形になった来たという誇りはあります。私自身がというのではなく選手たちが・・・という意味です。この子たちと競技をすることができて本当に幸せに思います。

周りがどのように評価するかは分かりません。それでも今回の結果に胸を張りたいと思います。前を向いて進もうと思います。ここまでやってきた選手たちの存在は本当に大きなものです。褒めてやってください。人間的にも大きく成長してくれたと思います。誇らしいです。

思うことはあります。これはまた別に記録しておこうと思っています。ここまで支えて下さった方々には本当に感謝しかありません。一番近くで選手たちを見守って下さった保護者の方々、この娘達のことを気にかけて声をかけて下さる県内の先生方、どこの誰だか分からない娘達と一緒に練習をして様々なことを教えて下さった県外の先生方、物心共に選手の環境づくりに協力してくださったOBOGの方々、このblogを通じて知り合って応援をしてくださった方々、多くの人のおかげでここまでこれたと思います。言葉で表現するには難しい部分がありますが本当にありがとうございます。

選手にも周りの方々にも感謝しかありません。本当にありがとうございました。。胸を張りたいと思います。
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インターハイ前日

2018-08-02 | 陸上競技
水曜日。この日はインターハイ前日。競技場での前日練習です。県によっては開会式に参加する所もあるようです。そういう意味でうちは多少楽かなと思います。早い段階で練習をしてから宿舎に戻ることができます。極力疲れを残したくないなと考えていますからこういう部分は大切にしたい。

8時過ぎに競技場に到着してそこからテント設営。新しく購入したテントは少人数でも作成可能です。これにより無駄なエネルギーは減りますし、女子でも簡単に作成できる。準備をしてからメイン競技場で練習を。9時からでしたがすでに暑い。アップを雨天練習場でやることにしました。少し影になっているところがあるのでそこを上手く利用しながら。アップを始めるときにmtm先生にお会いできました。こういう場所で会えるのというのはやはり感慨深いものがあります。お世話になった先生にお礼を言える。本当に多くの先生方のお陰でここまで来れました。感謝しかありません。

アップが終わって10バトンからメインのバックストレートで。本当に人数が多くごった返しています。遠慮していたら練習をになりません。この子達にはいつも言ってきましたが「自分達のやるべき事をやる」というのが大切です。どこへ行ってもやることは変わらない。私は見守っていました。これまでとは違い自分達で確保しながら進めています。落ち着いて練習出来ているなと感じました。大切。

バトン合わせは7レーンで。今回はショートハードルは投擲練習場、ヨンパはサブトラックと練習場所が決められていました。お陰でアウトレーンも使いやすい。工夫されているなと感じました。1人の指導者で複数種目を見るときはなかなか難しい気はしますが。使われていないマークが置きっぱなしになっていましたがこれはいつもの事だと思ってスルー。うちは比較的長めのマークを使って他のチームとの差別化を。バトン自体はここ最近で一番。このバトンをレースでして欲しいですね。やって来たことが出せるかどうかです。最後に120を1本走って終わり。良く走れていたと思います。

終わってから着替える場所がなくサブトラックの更衣室で。練習が終わってから競技場を出るまで1時間近くかかったでしょうか。仕方ない。女子ですから(笑)。怪我なくこの場を終えられたのは大きいかなと思いますね。

帰りに不足しているものを購入。テントと宿舎に蟻が出るので蟻対策(笑)虫ばかりです。蚊もいるかもしれないのでその対策も。ブルーシートが小さかったので大きなものを準備。テント内で過ごす時間が長くなるのでその部分の対策もしておかなければいない。私にできることはやはりここかなと。

宿舎に戻って選手達はのんびり。部屋に入った時にまたキャーキャー言っていたのでまた虫が出たのか?!と思いましたが連絡がないので気にせず。後で聞いてみると蟻対策のために買ったモノの臭いが強烈だったので騒いでいたとのこと。はいはい(笑)。

特別に話はしませんでした。翌日、自分達がどのように動きたいかを計画しなさいと。私が主導でやるのではなく自分達で考える。何をやらなければいけないかを明確にさせるためです。朝起きてからレースを迎えるまでに何をしなければいけないか。そこを考えていくことで慌てることもなくなると思います。ここができるのはSがリーダーになって引っ張ってくれているから。NMの意見をまとめてくれて判断してくれます。任せられるのでもう任せようかなと(笑)

ここまで来たら私にできることは限られています。動きが云々ではない。ここまでやってきたことを示すだけ。上手くいくかどうかは分かりません。それでも上手くいくためにやってきた。それ以上でもそれ以下でもない。

見守ってください。応援は力になります。この娘達の背中を押してやってください。お願いします。
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いざインターハイへ

2018-08-02 | 陸上競技
火曜日。この日から三重インターハイに向けて出発。かなり朝早くの出発だったので全員揃うか不安でした。まー一番の不安は私が忘れ物をしていないか?!ということでしたが。実は前日の夜、職員室に旅券を忘れている事を思い出しました。私が忘れたら誰も三重に行けません(笑)気がついてから落ち着かず。選手の心配をしている場合ではないですね。

6時過ぎに防府を出発。が、防府駅からは誰もが乗ってこない(笑)防府から乗る予定の選手は保護者が徳山まで連れて行ってくれるとのこと。私が防府から電車に乗る必要があったのか?!徳山から乗っても良かった気がしますが学校に切符を忘れていたので結果オーライだったかなと。

徳山駅で全員集合。そこに3年生男子が一人来てくれました。前日の豪雨で交通が寸断されていて一緒に練習する事が出来ません。別々の場所で練習をしていますが、インターハイに向かって出発するのでわざわざ見送りに来てくれました。姉も私の教え子、前回インターハイにリレーで行った時の1年生でした。その姉が連れてきてくれていました。本当にありがたい。新幹線に乗る前にSoから女子に何かを渡していました。私にも。



保護者と一緒に協力して作ってくれたようです。クマは姉が作ってくれたと。いや、ありがたいなと思います。こうやって背中を押してもらえることに感謝しなければいけません。なぜか私もセパレートのユニフォームを着ているキューピーなのですが(笑)。細かい作業です。時間がかかったと思います。力になります。

そこから移動して11時過ぎに伊勢市へ。かなり時間を要しましたが無事に到着。名物と言われる伊勢うどんを。せっかくですから。まー普段食べているうどんとは全く違います。

競技場には13時前に到着。私は選手と分かれて監督会議へ。場所がかなり離れているので大変でした。1時間ばかり会議があって戻った頃には選手は練習を終えていました。この日は本当に軽くやるという感じだったので全く問題なし。本人達に場所の確認などをさせておきました。初めてくる競技場ですから様子を知っておくのは必要だと思いますね。

宿舎への移動は大変です。細かくは書きませんが。とにかく大変。宿舎に着いてみるとイメージと随分違いました。まー他の宿舎の話を聞いても大変そうなので同じかなと。コテージに入ってみると選手がキャーキャー言っている。良かったのかな?と思っていると「先生、虫が!」と(笑)部屋の天井に中程度の蜘蛛と小さなトンボが飛んでいました。大騒ぎ。私が外に逃がして事なきを得ました(笑)。一応女子なので(笑)

何だかんだありましたが三重に着きました。最後までやれる事をしていきたいと思います。見守ってください。
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