『テレビの笑いをすべて記憶にとどめたい』という、なにやらチカラの入ったタイトルの本が出た。
構成作家である松田健次さんが、お笑い番組の中の「笑ったシーン」を収集したものだ。
コント形式あり。一発ギャグあり。いわば活字で再現された笑いのカタログである。
番組を見た人も、見てない人も、現在の「お笑いの構造」や「お笑いのツボ」、そして「お笑いのレベル」までが確認できる。ありそうでなかった労作といっていい。
こうして活字で採録されると、正直いって笑えるものと、笑えないものが出てくる。
たとえば「あらびき団」での、はるな愛による松浦亜弥ライブのあてぶり。その“セレクトされたMC箇所”なんか、むしろ活字で読むほうが可笑しい。
それにしても、この2年間の、5000本のお笑い番組を完全視聴したことには感心(寒心?)するしかない。アタマが爆発したりしなかったのだろうか。
昨日の日曜日は、キャンパスでAO入試。
全国各地から来てくれた高校生たちと面談を行った。「私は高校で、こんなことをやってきました」とか、「この大学で、こんなことを学びたい」とか、それぞれに語ってもらうのだ。
みんな、なかなかいい生徒たちで、全員が入れたらいいのに、と思ってしまう。もちろん定員があるから、そうはいかないが。
私のいるメディア学部を志望する高校生は、ゲーム、音楽、映像といったジャンルに興味のある人が多い。基本的には、何かを創りたい、生み出したい、と考えている。
コンテンツ立国を政府が標榜するなら、彼らは、まさにそのど真ん中にいる大切な人材というわけだ。
後は、学んだことを生かせる「場」との連携が、これまで以上に求められるが、それは大学とメディア産業界との課題である。
構成作家である松田健次さんが、お笑い番組の中の「笑ったシーン」を収集したものだ。
コント形式あり。一発ギャグあり。いわば活字で再現された笑いのカタログである。
番組を見た人も、見てない人も、現在の「お笑いの構造」や「お笑いのツボ」、そして「お笑いのレベル」までが確認できる。ありそうでなかった労作といっていい。
こうして活字で採録されると、正直いって笑えるものと、笑えないものが出てくる。
たとえば「あらびき団」での、はるな愛による松浦亜弥ライブのあてぶり。その“セレクトされたMC箇所”なんか、むしろ活字で読むほうが可笑しい。
それにしても、この2年間の、5000本のお笑い番組を完全視聴したことには感心(寒心?)するしかない。アタマが爆発したりしなかったのだろうか。
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昨日の日曜日は、キャンパスでAO入試。
全国各地から来てくれた高校生たちと面談を行った。「私は高校で、こんなことをやってきました」とか、「この大学で、こんなことを学びたい」とか、それぞれに語ってもらうのだ。
みんな、なかなかいい生徒たちで、全員が入れたらいいのに、と思ってしまう。もちろん定員があるから、そうはいかないが。
私のいるメディア学部を志望する高校生は、ゲーム、音楽、映像といったジャンルに興味のある人が多い。基本的には、何かを創りたい、生み出したい、と考えている。
コンテンツ立国を政府が標榜するなら、彼らは、まさにそのど真ん中にいる大切な人材というわけだ。
後は、学んだことを生かせる「場」との連携が、これまで以上に求められるが、それは大学とメディア産業界との課題である。