bowyow cine-archives vol.692
1954年ユナイテッド・アーティスト製作の先住民が主人公の西部劇なり。
アパッチの酋長ジェロニモが投降したあとを、バート・ランカスター演じるマサイが孤軍奮闘するという、フィクションのような実話の映画化である。
面白いのは、マサイが逃亡中にチェロキー族の男からモロコシの種をもらい、これを畑に植えること。
白人と同じような安定した農業生活に入っていくことで、あれほど白人憎しで凝り固まっていた武闘派が、突如武器を捨てて帰順するという成り行きは、いかにもご都合主義のようにみえるが、ある種の歴史的必然性を踏まえていたことが、唐突に映画が終わった後で分かってくるのである。
なにゆえに錦織選手で大騒ぎするのかいいニュースがひとつもないので 蝶人