あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ストリンドベリ作・森鴎外訳「ペリカン」を読んで

2021-08-23 13:54:08 | Weblog

照る日曇る日 第1625回


大正9年1月に「白樺」に発表されたスウェーデンの大劇作家の演劇脚本なり。
悪女が夫の食事に毒薬を入れて殺し、2人の男女の子供にも迫害を加え、好きな男を娘婿にするが、まもなく悪事のすべてが白日の元に晒され、絶望した倅が点けた火で猛火に巻かれるという救いようのない悲劇であるが、舞台よりも映画にしたら面白いだろうな。
もしかしたら、世界のどこかで既になされているかもしれないのだがあ。


  桜木の根方を覆うアスファルト ニイニイ、アブラ、ミンミンを殺す 蝶人

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