こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

病理診断科外来

2008年04月16日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
病理診断科がスタートして、私たちの病院も外来を始めた。
私たちの診断結果について、疑問に思う点がある患者さんへ、直接診断内容、根拠を説明する。
話の内容が診断内容のみならず、治療方針にまでおよぶと多少戸惑うが、それも想定内、多少は臨床の勉強をし、多少は臨床にまかせる。
これまで、病理診断は医者対医者で、臨床医に判断を任せていたところがあった。
というよりは、私たちの診断がわからない臨床医はダメ、なんて感じでいたし、臨床医も多分わからない、なんて言えないから聞きたくても聞けないことはたくさんあったのではないだろうか。
でもね、私たち病理医が一生涯をかけて学び、仕事とする病理診断の表現である病理診断のレポートを、そうそう理解して説明することのできる臨床医がそうそういいるわけはない。
病理診断科がスタートすることで病理医も臨床医もお互いの領域についてよく勉強しなくてはいけなくなる。でも、臨床医の仕事は軽減する。私たちも患者さんへの直接説明の義務が生じるので、あらためて身が引き締まる。次の外来も患者さんのために頑張っていこう!

レジデント

2008年04月16日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
私が子供のころ親父はレジデントの先生を家で「ドジデント」などと言っていた。
今にして思うと、わけもわからず頑張っている若い医者をそんな風に呼んでいたというのはいかがだったかと思う。なに様?
それはさておき、いま、私と一緒に仕事をしているレジデントは極めて優秀だ。
学歴も私より優秀で、若いからなんでも頭に入る。
おまけに人当たりも良く、素直で、気配りができる。
   うーん。非の打ちどころがない

私たちの病院には期間限定で(というか、ポストがそもそもない)、研修をしているので、早晩元の病院に戻るのだが…
  
いるもんだね、こういうスゴイ人。 一回り以上年下だけど、尊敬します。
えらくなれよ!!