こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

無差別テロの悲しみ

2019年07月19日 | 日本のこと、世界のこと
”ツルネー風舞高校弓道部”は好きなアニメ作品だった。
翌日から仕事があるというのに、つい夜更かしして気がつくとNHKのアニメの時間(月曜日0時5分)になっていて、なんとなく観てしまうことがある。どれも好きになるわけではないのだけど、この作品はよく観ていた。
 
”ツルネ”の制作会社が昨日、酷い放火にあって、たくさんの方が亡くなった。真面目にアニメを愛して、アニメを熱心に作っていた方々が、理不尽としか言い表せない亡くなり方をしたことは、とても残念で悲しい。ちょうど今、NHKの朝の連続テレビドラマで、アニメーターの女性を主人公にした"なつぞら"が放映されていて、悲しみは余計に増す。
作品を楽しませていただいたファンの一人として、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
 
外国での銃乱射による無差別殺人、テロが報道されるたびに、銃規制の良し悪しとか日本は銃が野放しになっていないから安心、などという話になり、日本の安全神話のようなものが”再確認”されるが、どうもそれも怪しくなってきた。
日本という国にあった、安全装置のような社会規範というタガが外れつつあり、危険があふれる社会となっている。
それは、道を歩いている時、電車に乗っている時、車を運転している時などいろいろな局面で感じる。多くの人はそうでないとしても、一部の人からは明らかな殺気や怒りを感じる。そういったものを感じさせてくれるようならば逃げたらいいのかもしれない、それよりそれらを自分の”正常な状態”として身にまとい内包してしまう人物はもっと恐ろしい。私にしても、いつどこで無差別テロの被害を受けることになるかわかったものではない。日本の将来はどうなってしまうのだろう。
「献立アプリ」でおこったことは絵空事ではない。

安全の確保

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