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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

夜中についスマホに手が伸びてしまうのは人間との親和性の高さのため

2024年02月20日 | 電脳化社会
昨夜は、風と窓をたたく雨粒のせいで、夜中時々目が覚めた。
結局、一晩中大嵐だったみたいだが、日が上がってからは風はピタリとおさまった。
気温は18度と、季節感という言葉そのものが失われてしまったようで、もう地軸が動いてしまったのではないかとも思える。
だが、夜には10度を切るほどまでに下がり、このまま真冬、というか本来のこの時期の気温に戻るらしい。
どんな格好をしたらいいのかよくわからず、長袖シャツの上にダウンジャケットを着て出てきた。

昨晩は仕事で頭が疲れてしまったのか、そんなことはなかったが、いったん目が覚めてもすぐ寝たらいいのについ枕元にあるスマホに手が伸びて、しょうもない時間を過ごしてしまうことがある。
私に限らず多くの人がそんな経験をしていると思うが、それはスマホと人間の親和性の高さのせいだと思う。
人間は自分に身の危険が無いかを常に注意しながら生活している。
そうはいっても結構ぐっすり寝てしまうから、大したことないといえば大したことはないのだが、少なくとも覚醒している時はこまめに情報を集めながら生きている。

情報源の最たるものが、新聞、ニュースだったが、いまやそれはスマホに取って代わられた。
そして、多くの人がスマホにすがって生きるようになってしまった。
私も、わざわざスマホの画面を開く必要などないのに、時計を見て、天気を見て、ついでにグーグルの提供するニュースを眺め、そのうちのいくつかを開いてしまうし、だれかのブログを開いて読むこともある。
そうしてあっという間に2、30分すぎて、あわてて寝ようとするがそう簡単にはいかないで、結局1時間ほど睡眠時間を無駄にしてしまうことも少なくない。

スマホを枕元から離しておけばいいのだが、災害時にはぐれてしまうのが心配で、それはそれで簡単なことではない。
そんな不安心理を突いてくるという点でもスマホとの人間の親和性は高いといえる。
死ぬまで縁を切ることができないとなると、付き合い方を考えるか、それともすでにそこにあるものとして自然に受け入れるか、それが問題だ。
無ければ無いで困る

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