昨日の夕方、高台にある勤務先の病院から彗星を見たいと思っていたが、残念ながら曇っていてかなわず。
縁がなかったのだろう。
夜、雲間からスーパームーンを見ることができたのでよしとしよう。
SNSには彗星の写真が数多くアップされていて、その機会に恵まれた人、その機会を作りに行くことのできた人がちょっと羨ましくもなる。
SNS上には、多くの人の願いが溢れている。
その願いを手に入れた人もいれば、手に入れることのできない人もいる。
願いというのは、ピンキリで、日々健康でありさえすればいいということから、莫大な富を得たいとか、ノーベル賞を取ることのできるような学者になりたい、多くの人を感動させる画家、音楽家、スポーツ選手になりたいなどなど、いろいろある。
それらは宝くじを除けば、それなりの努力をしなくては手に入らない。
だが、そういうものを手に入れようとする犯罪が最近頻発している。
押し入られて殺されている人までいる。
SNSなどで集めた闇バイトによる犯行
というのが濃厚なようだが、もしそうだとすれば残念なことだ。
NHKが世界は欲しいものに溢れている、なんていう番組を流すほどで、SNS上にも多くの欲望をそそるような不要とも思える金品がこれでもかとでてくる。
そして、それらを手に入れるためにSNSの別のところで、犯罪による収奪をそそのかす情報がながれてくる。
闇バイト、という言い方が定着しつつあるが、バイトなんて軽い言葉で置換してはいけない。
とっさにこれに代わる適切な言葉は出てこないが、若者の抑止力になるようなもう少し物々しい言葉をつけて欲しい。
防犯は努力