三寒四温となってきた様で、春も近い。
アレルギーの薬を飲み忘れていたら、朝鼻水が出てきた。
花粉症はひどくならないうちに手を打たなくてはいけないから油断できない。
昨晩は某大学でのカンファレンスでの病理解説の日だった。
帰りに古くからの盟友であるそこの教授と、後継者のことを話した。
そこに居座って院政を敷きたいというわけではなく、後を任せたらすっかり縁を切りたいのに、なかなかそういう人材が見つからないという話。
医者の世界も細分化されているからその領域のスペシャリストを養成するのは大変だ。
とにかく時間がかかる。
私程度であっても、この道30年、情報化が進んで色々な知見がまとまってきたからといっても、手の動かし方などを含めれば5年はかかる。
そんなことを話したと思い出していたら、NHKのニュースで全国各地で事業の後継者がいないという話をしていた。
やはり、技術の伝承が行えないこと、技術を教えるには10年単位の時間が必要だということで、困っている金箔の技術者の話があった。
どこも同じか。
かといえば、フジテレビでは”天皇”と呼ばれる相談役が数十年にわたって居座っていて排除できない様だ。
怖くて誰もやめろなんていえない、と言っていると新聞に載っていたがそうなのだろう。
こちらは後継者を潰しているのだろうか。
そうだとしたらいいご身分だ。
なる様にしかならない