すっきり晴れた空を見ながらの出勤は気持ちがいい。迅速診断もカンファレンスもあり、1人病理医にはクソ忙しくなりそうだが、働くとはこういうものだ。通勤時間というスキマ時間に書くブログはあれこれのことに伴う溜飲を下げさせてくれるのにぴったりだ。とはいえ、どれもこれも自分自身の心が生み出すものであって、まずは心の平安を。
今日から総選挙の選挙戦が本格的にスタートした。顔なじみの立候補者が公約集を配っていた。受け取り読んでみるとなるほどいいことが書いてある。明日は別の党のものを受け取ることができるかもしれないが、またそれもしっかり読んでみよう。
自民党にこのままこの国の舵取りを託していいのか、比較の対象がないので判断のしようがない。一方、野党連合が仮に政権を取ったとして、影の内閣すら作らずにいるような人たちに政権運営ができるのか不透明なままでいいのか。自民党に入れたからといってこの国がかならずしも変わらないわけではないし、野党に入れたからといってこの国が必ずしも変わるわけではない。
記憶にある限り、選挙権を得て以来37年、私は投票を棄権したことはない。結構まともな方だと自負している。だから、歳をとったから政治に関心が湧いてきたというわけではない。一票を託した人が落選したことも何度かあるが、その死票にも民意が含まれていると思った。まずは投票に行くことからすべてが始まる。
清き一票を