「あ、父さんの鳥が集まってきているよ」と、先週末、久しぶりに帰ってきた息子が言うので、ベランダの方を見ると、小鳥のエサを置いた皿にスズメが5、6羽集まってエサをついばんでいた。けっこう多い。
ベランダの手すりの上に小鳥のエサを置くようになって4、5ヶ月経つが、つい忘れたり、忘れなくても、台風などが来てしばらく置けないこともあった。このところは比較的穏やかな日が続いているので、置きっ放しにしていたので、小鳥たちもエサのあることを認識したようで、こうしてよく来る。
見ていると、スズメの中にも序列というようなものがあるのがわかる。というのもリーダー格のスズメがいて、威張っているように見えて、食べ方をいろいろ指示しているようだ。
また、ここ数日は、アカハラという、やっぱりスズメの仲間がよくやってくる。
なかなか綺麗な色をしていて、可愛らしいい。
スズメは警戒心が強いのか、窓の内側からならよくみえるのだが、こちらが少しでも動くとすぐに飛び立ってしまう。ところがアカハラは単独行で、スズメに比べて人間に対する警戒心は少ないように見える。スズメが飛び去ったあとから、ゆっくりとエサをついばんでいる。
それを見かねてか、時々そのようなところにスズメがちょっかいを出してくるのも見ていて面白い。
よく見ていると、どんな生き物でも人間同様訳あって行動しているのがわかる。犬も猫も小鳥も色々考えながら生きているということだ。ちなみに、コロもナイトも小鳥たちにはまったく興味を示さない。
餌も違うし