ゴミ出しの時、近所の奥さんにお会いしたので、今日も蒸し暑いですねなどと挨拶がてら言ったら、まだまだ梅雨ですからね、と返された。先週末、青空が見え、このまま梅雨明けかと期待していたが、私の見通しは甘かったようで、今週末まではぐずついた天気が続くらしい。
昨晩、帰りがけにファミマに寄って買い物をした時にTカードのアプリが起動せず、そのまま会計を済ませてしまった。たかが1円のことだが、貯めたらコンビニ袋代ぐらいにはなるのに、と思えて、起動するまで粘らなかったことをちょっと後悔している。
ポイントカードというのは、ヨドバシカメラが始めたらしいが、いまやそういったものを作っていない店のほうが珍しい。大手はアプリを導入していて私が持っているだけでも、T-POINT、Pontaカード、楽天ポイント、クリエイト、マツキヨなどなどよくわからない。プラスチックカードの頃から使っているものでは数百ポイント貯まっているのもあるが、所詮どれも少額だ。安酒一杯にもなるかならないかの値段なのになぜか貯めることに気が行ってしまうのはどうしたことだろう。
T-POINTなどは急な雨の時にポイントでビニール傘が買えるようにと貯めていたし、そういうシチュエーションも実際にあった。ただこれほど多種類となるとどこのをどういう戦略で貯めたらいいのかよくわからない。よくあるのが、ドラッグストアを探していたら、マツキヨしかなくて仕方なく買い物して、ポイントをつけてもらう。そうすると次からはまたその店に行くなんてことになって、それぞれのポイントが中途半端に貯まる。
クレジットカードの利用はなるべく1枚に集中させるといいらしいが、なかなかそれもうまくいかない。メインのカードはだいぶ前から同じものを使っているが、そこよりも有利な条件を提示しているカード会社もあってそちらに変えようかと思うこともある。だが、定年後にライフスタイルが変化したら損をしてしまうかもしれない、と変に不安になる。別に他のカードに変えたところで、損をするのはせいぜい数千円のポイントぐらいなのに、セコイというかなんというかこの心理というのは表現することが難しい。
コンビニ、ドラッグストアのポイントに通販だけのアマゾンのポイントを加えると3000円足らずとなっていた。チリも積もればということだが、ではどう貯めて使うのが一番お得なのかよくわからない。ポイントを貯めるため、今ここでは買わないでいつもの店で買う、という忍耐力はないのが悪いのかもしれない。最近わかったのは、それぞれのコンビニ、ドラッグストアで品揃えが微妙に違って、お気に入りの商品が分散しているということで、こうなるとどうしようもない。
消費者心理