こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

神の配剤

2011年08月22日 | 通勤・交通・旅行
予想外の冷夏となった。

朝晩の歩きもラクチン。少々の雨なんてヘッチャラだ。

これほど涼しければ、大規模停電に陥るほどの電力不足に至ることはない。
週末には、暑さも戻ってくるようだが、さすがに先週ほどとは今年の夏には、もうなるまい。海の家とかビアガーデンは大変だろうが、少なくとも今年は猛暑は願い下げだ。

神の配剤とは、このことか。
津波を引き起こし、私たちに試練を与え、さらには、無定見だったかもしれない、科学技術の進歩への戒めかと思われる原発の事故。二次的に起こった電力不足。
節電の夏は、はからずも"節約の夏"を招いた。
昼食時、若い先生が、ひとこと、
「これまで、無駄が多かったって、つくづく思います」
と。

このような会話が、あちこちで、繰り返しされること、そのことがとても大切だ。

日本を見守ってくれている神様はそれでも、少し甘かったような気がする。
だが、私たちはそのことに甘んじてはならない。

今回の出来事を天罰などと言った御仁がいるが、それは犠牲になった方々に失礼だ。ならばなぜ、あなたは被害にあわなかったのか、と問いたい。
それでも、私たち日本人は、見えざるものからの戒めのようなものを感じたのは、事実だろう。
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