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先週末、出張から帰ってきたら、娘がクリスマスイルミネーションをベランダの手すりに取りつけてくれていた。クリスマスツリーを出した頃から、やらなくちゃと思っていたが、時間もなく、天気も悪く、元気もなく、なかなかできないでいたので、たすかった。
お向かいの奥さんが、「あれを見ると、コロ健さんの家、元気ですよ!って知らせてくれているようで、安心しました。」と妻に言ってくれたそうだ。ご近所の仲の良かった方は随分心配してくださっている。
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クリスマス飾りのボールが余っていたので、医局の机の横に置いたゴムの木を飾ったらどうかと、妻に言われて何個かぶら下げてみたら、少し心が軽くなった。
でも、そんな妻の体調は今ひとつで、落ち込みようは見ていて気の毒になる。
二週間前に亡くなったナイトのことを不意に思い出してしまう。これが”ペットロス”という状態なのだということはよくわかる。そして、この状態がどのぐらい続くのかは全くわからない。
亡くなった犬は虹の橋を渡って天国で暮らし、飼い主が死ぬとそれを迎えに来てくれるという。それまでは私は、心の中で遊んでいるナイトと遊んでいるしかない。それにしても犬の癒しの力というのがいかに凄いかと実感する。
コロも心なしか寂しそう