かろうじて、今月も1冊。感受性が失われているのか、感じようという気持ちが減ってきているのか。
そんな中、偶然にもいい本に出会うことがある。
いくら愛していても、別れはやってくる。
愛する妻に先立たれてのちの人生。とても考えたくはない。
できれば先に逝きたいと思うのは自分勝手な考えか。
6月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:173
ナイス数:46
そうか、もう君はいないのか (新潮文庫)の感想
いいお話だった。夫婦はお互いのことを褒め合い、尊重試合、愛し合う。普通の恋愛精神を持った夫婦が、ずっと一緒に愛し合っていた話だ。当たり前のことを、衒いなく当たり前に語ってもらえる話は嬉しい。三浦哲郎を思い起こさせるような作品だった。良い夫婦になるのに、余計な考えなど必要なく、自然体でいたらいい、そういうことなのか。
読了日:06月14日 著者:城山 三郎
読書メーター
七夕
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