こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

当意即妙

2011年07月09日 | 日々思うこと、考えること
期末試験も終わって、息子が髪の毛を切った。
少し、クセッ毛で、短くすると毛の先がカールしてしまう。

私「髪の毛切ったんだ。少し可愛くなった?」
息子「・・・」
私「(しまった、クセッ毛のことがあるから、そういわれるのがいやだったんだ・・・)あ、いや、さっぱりしたじゃない」
息子「まあね」

それを聞いていた妻「どんな風に切ってって、たのんだの?」
息子「かわいくして下さいって、」
妻「え?ほんとう?」
息子「な、わけないじゃん」


こういう機転の利いた受け答えができるのって、かっこいい。
こんな風に学校とか、ボーイスカウト(ボーイスカウトには女子スカウトもたくさんいる)で女の子相手に話して切り返していたりするんだったら、モテるだろうな。我が子ながら尊敬してしまう。

男子校出身の私としては、とてもうらやましく思えてしまう。と、ここで大きく話がそれる。
先日、女医さんと、男子校出身男子と、共学出身男子についての話をしていたら、
「男子校出身で医学部に入ってきた人って、みんな(女に)ガツガツしているんですよね。なんだか、これまでの分取り返そうって言う感じミエミエで、引いちゃいました」
って、なんだか私のことを言われているようなことを言われてしまった。
男子校、受験に特化しているのは、いいのかもしれないが、そうとう偏っていて、おかしなところなのだ、とそのとき思った。学校帰りもいつも、野郎同士。


息子は中学高校とも共学だが、女子が隣にいても、別に浮わついたことはなさそう。
それでも、男女間での会話のトレーニングができていると、将来人間性に差が出るだろうな。
私なんぞ、女性と普通に話せるようになったのなんて、ここ最近、少なくとも40過ぎてからのことではないだろうか。そんなんで、女性が苦手で、(当時女性の少なかった)病理を選んだ、ということもあるかもしれない(今では、女医さんがたくさん)。
若い時からの、男女間の会話ができるようにしておくということは大切でしょう。

人気ブログランキングへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
共学(ずうっと公立畑)出身者 (ろどりぃ)
2011-07-10 01:17:31
本日午後の発表、お疲れ様です。先輩とお酒を飲んでも翌日にスライドを作り、午後には発表なんて先生は結構タフですよねえ。話は変わり、私は中学受験に失敗したという事情のもと、ずうっと共学(公立畑)を歩んできました。でも中学校以上になればついつい女性に対しては気を使わないといけないような場面やそのような雰囲気があるため、個人としては男子校に憧れてましたね(別にモーホの気があったわけではないのだが)。男子校出身の同期(大学)を見ていると、”(女性対し)ガツガツしている”というよりは、”女性に対し免疫力がない”って感じでした。あ~あ、こんなヒト(女性)に騙されちゃってなあ・・・みたいな~。まあ、人生いろいろ悩みはつきませんなあ。
返信する
その余裕がないのです (colocolokenta)
2011-07-11 14:54:19
女性に対し、それなりに気を使わなくてはならず、と言える余裕が男子校出身者には一生無いんですよね。
でも、それこそが、免疫の無さ、ということなんでしょうね。私のまわりの男子校出身者の多くは、女性との距離感が掴めないようでした。
確かに、男子校はとても楽チンでした。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。