6月9日がロックの日いうことで、gooブログでこのようなお題がでた。お題にはあまり応募していないけど、私も若い頃は御多分に洩れずロックにハマったクチなので、久しぶりに参加することにした。
あれが一番これが二番というのは無理なので、10枚あげることにする。どれも若き日にカセットテープが擦り切れるほど聴いたアルバムだ。少し時代考証を少し加えてあげてみる。 アーティスト一組につき一枚挙げてみた。それぞれのアルバムについて、ちょっと調べてみたら、ユーチューブで曲まで聴くことができてうれしかった。
まあ、私の青春の10枚です。
ローリングストーンズ
ホット・ロックス1964-1971 | |
The Rolling Stones 1972年 | |
USMジャパン |
ストーンズは、1963年生まれの私が物心つく前から、おっさんたちの集まりだった。だから、中学生で初めて聴いた時はもちろん、大人の集まりで、アイドルではなかった。特に、大人っぽかったのはキースとチャーリーで、ミックはただの不良っぽい兄貴だったように思う。中3ぐらいで初めてサティスファクションを聞いた時の衝撃はもうなんだかよくわからなかった。よくわからなかったけど、あっという間にファンになって、随分いろんなアルバムを買って聴き込んだ。この後に挙げるアルバムそうだけど、あの頃は、アルバム1枚が完成品として存在していた。もちろんジャケットもアルバムの一部をなす重要な作品だった。そういう意味では、『レットイットブリード』も、『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』もいいのだけど、どっちみち『サティスファクション』はリアルタイムでは聞いていなかったので、ズルしてベスト盤を選ぶことにした。私にとっては、ストーンズから1枚だけ選ぶというのは土台無理な話だ。
ビートルズ
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド | |
The Beatles 1967年 | |
Universal Music |
ビートルズもリアルタイムで聴いていたわけではない。初めて聴いたビートルズはHey Jude。そもそもロックとの出会いがこの曲で、ラストの方のシャウトで衝撃を受けたのが、私とロックンロールとの出会いだった。ビートルズから1曲選ぶとなると難しいけれど、アルバムだったらこれしかない。曲、構成そしてジャケット全ての点で完璧だ。曲だけで選ぶのなら、レットイットビーかもしれないし、アビーロードもやっぱり名盤なのだろうけど、一枚となれば、これでしょう。
イーグルス
Hotel California | |
Eagles 1976年 | |
Rhino/Elektra |
まあ、なんというか、何もいうことはありませんね。この曲が出た頃は、毎晩ラジオから流れていたな。かけているDJも聴くたびに涙流していたような気がする。中1でラジカセ買ってもらって、エアチェックして、テープを何度も聞いて。You tube で聴き直しても、やっぱりかっこいい。ホテルカリフォルニアだけ聞いていたけど、さすがに聞き飽きてNew kid in town以下の曲を聞いたら、これも良くて、お気に入りのアルバムになりました。
クイーン
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ボヘミアンラプソディーの入っている、『オペラ座の夜』とどちらにしようか迷ったけど、TEO TORRIATTEの入っているこちらをクイーン一押しとしました。初めて聴いた時にはまさか歌詞の一部が日本語だなんて思いもよらず、空耳かと思ったのだが、そうではなかった。余計に感動してしまった。アルバムとしての完成度は、神がかっていますね。芸術です。
エイジア
時へのロマン | |
Asia 1982年 | |
Geffen* |
この記事を書いて初めて知ったのだけど、こんな邦題がついていたのか、知らなかった。このアルバムが出たのは私が浪人していた年。なんで、そんなこと覚えているかというと、思いっきり振られたから。相手の子も浪人生で、真面目な子だった(受験生なんだから当たり前か)。何度かデートしたけど、勉強が大事だからと言われてフラれた。可愛らしい子だったな。
ということで、Heat of the momment の、じゃっ、じゃっ、じゃっ、じゃっ、じゃじゃー、がどこかから聞こえてくると、内心あの時のことが思い出されてしまうのだが、妻と一緒の時は、ちょっとどぎまぎしてしまう。もちろん、妻は私のそんな思い出など知らない。
キッス
地獄の軍団 | |
KISS 1976年 | |
USMジャパン |
私は、エースが一番好きだったので、4人がそれぞれのアルバムを出した時もエースのをまず買った。キッスが好きになったのは、もちろんハードラックウーマン Hard luck womanからで、このアルバムに入っているベスといい、ピーターのファンになっても良さそうなのだけど。結局、大人になって、コンサートに行ったら、やっぱりポールのかっこよさが一番いい。だから、ラブガンもいいのだけど、キッスはデトロイトロックシティーだよな。
スーパートランプ
BREAKFAST IN AMERICA | |
Supertramp 1979年 | |
A&M |
10枚を選ぼうと思って、あれこれ思い出していたら、Breakfast in Americaがすぐに出てきた。何度聴いてもいい曲だよな。声もいいし。ジャンボで海を渡ってアメリカに行ってどうするんだろう?なんて、そこしかわからないのだけど、歌詞を理解しようともせず聞いていた。The Logical Songもいいメロディーですね。
そういえば、トランプを超える、なんて名前なんだなどと思ったら、トランプ大統領の名前はDonald Trumpだった。
ピンクフロイド
Dark Side of the Moon | |
Pink Floyd 1970年 | |
Pink Floyd Records |
このアルバムに出会ったのはもう高校生になってから。プログレッシブロックなんて、難しい言葉の意味、あの頃わかっていたのかな。イエスも、活動していましたね。このアルバムの邦題は『狂気』。確か、このアルバムは輸入盤を買ったので、邦題にしても歌詞にしても知らずに聞いていた。
これも、完成度の高いアルバムだったなー。いつから、一発一曲当てたらいい、みたいになっちゃったんだろう。やっぱりCDが普及するようになってからだろうか。
レッドツェッペリン
レッド・ツェッペリンIV | |
LED ZEPPELIN 1971年 | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
レッド・ツェッぺリンを知ってから、バンドのメンバーの来歴というものに興味を持った。ジミー・ペイジがいたというヤードバーズなんて全く知らなかったのだけど、エリッククラプトンやジェフベックがいたということを知って、すごいものだと思った。それにしても、ロバート・プラントの声はすごい。
ツェッぺリンの他のアルバムもいいけれど、階段+Rock and rollということで、この1枚に。
ドゥービー・ブラザーズ
Minute By Minute | |
The Doobie brothers 1978年 | |
Warner Bros / Wea |
最後の1枚は、ドナルドフェイゲンとどちらにしようかと迷ったけど、What a fool believesのドゥービー・ブラザーズにした。
こうしてみると、大ヒット曲が1つあって、その曲を軸にしていかに完成させるのかがアルバム制作の手法だったのだろう。
それそれの時代にそれぞれの思い出が
クイーンはフレディ・マーキュリーが亡くなる数年前から聴き始めましたので随分遅めのファンです。是非ともコンサートに行きたかった、残念。