京都に出かける間には1、2輪咲いていた裏のベランダのクチナシが、帰ってきたらあっという間にたくさん咲いていた。
香りも良く、今年もまたこの季節が来たかと思うと嬉しい。
今週は日本中、雨模様で、梅雨の走りのようになるらしい。
台風2号の影響もあるので災害には気を付ける必要がありそうだ。
楽しかった講演旅行もあっという間に終わってしまった。
さすがに自分の専門分野となると、他の講演や発表を聞いても目新しい知見を得ることはできなかったが、逆に誰が何につまづいていて、何を知りたいのか、ということがわかった。
それらを解決していくこと、考えるヒントを与えていくこと、というのがこれからの私の仕事だろうと思った。
役所広司がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した、67歳。
俳優業を長くやってきての快挙で、素晴らしい。
今回の映画は、ドイツのヴィム・ベンダース監督が渋谷を舞台に撮ったとのことで、機会があれば観てみたい。
先日、娘婿のご両親を迎えた時、先週末に京都を歩いた時に感じたのは、外国人が日本という文化にとても興味があるということだった。
先日も少し触れたが、欧米とは全く隔絶された文化というのが彼らにとってはとても興味深いのではないか。
脱亜入欧で、欧米の文化を取り入れ、いくつかの日本古来の文化は失われてしまったのだろうが、精神世界は生活の中に残っている。
欧米の文化をまったくうけていない手付かずの文化が、安全で安心な国で体験できるということで、一度は訪れてみたくなるだろう。
神社仏閣温泉自然。
そのどれをとっても、世界に通用するもので、そういう意味でヴィム・ベンダース監督が、日本という国、民族をどう捉えているかは興味深い。
日本が、とか日本人であることがどうという話ではなく、日本という国、日本人という民族のオリジナリティーというのをよく考え、アイデンティティーを形成していくというのはいいことだろう。
このことに関してはもうちょっと、“ハマる”書きようがあると思うのだが、まだしっくりこないのは、よその国を見る機会が少ないからかもしれない。
これからでもみて回りたい
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