こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

暗いまま寒い季節に向かうこの国の未来

2022年10月19日 | 日々思うこと、考えること
いつまでたっても空はスッキリとしてくれない。
全国的には晴れの予想なのに、関東地方は蚊帳の外といった感じで、こちらの気分は曇りがちになる。
先日から、ポインセチアの短日処理を始めた。
去年は一鉢だったが、今年は大小四鉢。
大きいのは古株で、今年の夏の強い風に4、5回倒されて満身創痍となってしまったが、なんとか生き残っていて、あとは折れた枝から株分けしたのが2鉢根付いて、楽しみが増えた。
うまくいったら誰かにプレゼントしようか、それとも職場に持っていくか。
夕方を知らせる鎌倉市の防災放送が聞こえると、妻が玄関の物入れに鉢を入れてくれる。
よほどのことがない限り、夜中の間このドアは開けないで、朝、出勤時に私が外に出す。
私の出かける時間が早いので、もう少し長め(14時間)に入れた方が良いのかもしれないが、私も参加しなくては意味がなく、これで行こうと思う。

円安が進み1ドル150円となりそうな勢い。
コロナが収まったらハワイに行けるかと思っていたが、いまや夢のまた夢となってしまった。
いつの間に、貧乏な国になってしまったのかと思うが、今実際にそうなのだらか仕方がない。
いくら頑張って仕事をしても、外国産のものはどんどん高くなり、税金は安くならないので、手元に残るお金は乏しい。
コロナ対策でお金をばら撒いてきたから国の借金は膨れるばかりな上に、ロシアリスク、チャイナリスクが加わって八方塞がりの状況だ。
だが、ローンを抱える身としてはここで金利を上げられても困る。

ウクライナ情勢は依然として出口が見えないまま彼の地は寒い冬に向かっている。
ロシアはウクライナのインフラ設備に対してミサイル攻撃を仕掛け、民間人を苦しめている。
北風と太陽ではないが、いくら苦しめられてもゼレンスキー政権を倒すことはできないだろうし、万が一ウクライナがロシアに武力によって制圧されたとしてもそこは不毛の大地にすぎない。
ロシア強硬派は核兵器の使用を考えているようだが、不毛の大地をさらに放射性物質で汚染したところで何の利益にもならないことまでは頭が回らないのは、保身のためか野心のためか。

中国では共産党大会が開かれている。
共産党という一組織でありながら、世界中に影響力を与えるようになり、その動向には常に注意を払わなくてはならない。
彼らが何を考えているのか、以前は比較的容易に想像できたが、最近はそうもいかなくなってきた。
一つ確かなのは、武漢ウイルスの汚名を晴らすために行なっているかのような、”ゼロコロナ政策”は中国の勢いを削いでいること。
この政策を続ける限り、それまでのような中国の躍進はあり得ない。
結局、新型コロナは身から出た錆となるか。
早く認めて世界中の協力を得ていたら、世界はもっと仲良くしていられただろうにと、詮無いことを思う。

こんな暗い空気の中で、日本は寒い季節に向かう。
経済、外交とこれまでに経験のしたことのない難局に、現政権は立ち向かっている。
誰がやっても支持率は下がると思われるが、政治的空白を作るわけにいかない今、知恵を寄せ合い少しでもいい方向へとこの国を導いてほしい。
ボディーブローは効く

ブログランキング・にほんブログ村へ

ランキングに参加中。

応援お願いします! 

 PVアクセスランキング にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。