こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

強力な対策が出せないのは丸投げばかりしてきたからではないの?

2021年08月15日 | 日々思うこと、考えること
 鎌倉は朝から土砂降りで、大雨警報。気温は19度で涼しいのを通り越して、やや肌寒い。一昨年挿し穂してだいぶ大きくなった紫陽花が今頃になって咲いているのをみると、梅雨かと錯覚する。このところの日照不足でトマトやナスの発育が悪くなるのが心配だ。花柄摘みだの、秋ナスのための剪定だのしたいのだけど雨脚が強く、何もできない。
 雨のおかげで人流が抑制されているというのは皮肉だが、昨日の神奈川県の新型コロナウイルス陽性患者数は2300人あまり。いつの間にか大きな数字に麻痺している。コロナと水害、大変な状況であることは間違いないが、コロナ対策に強力な措置を取らなくてはならないのにいまだ何もできないでいるのはどういうことなのだろう。まさか野党に遠慮しているわけでもあるまいし、今こそリーダーシップをとる絶好のチャンスなのに、それができない。政治家も役人もまったく機能していない。


 人から仕事を頼まれる時、

”これって、丸投げじゃん”

 と、呆れて物が言えないことがある。それでも、頼み方が丁重であったり、礼を尽くしていたら文句を言う気にはならないが、上から目線で、自分の無能さを棚に上げている様な時は怒りにも似た感情が沸き起こってくる。それがどういうタイプの人に多いか、ということは一概にはいえない。ただ、すでに機能していない緊急事態宣言に代わる何らかの決断をしなくてはいけないコロナ対策では、責任者たる政治家、役人が、そろいもそろって下に丸投げするような人たちなのではないかと思う。

 ”よきにはからえ”、

は平時では通用するが、いまは戦時下と同じ、緊急事態だ。リーダーは率先して仕事をしなくてはいけないのに、それができていない。残念としか言いようのない状況だ。このことは野党にもいえるもので、コロナ禍が深刻になって1年以上経つのに具体的な対案を出せないでいるようでは、政権批判をする資格はない。
せめて謙虚であったなら

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