太平洋高気圧によって雪隠詰めとなっている台風6号、今度は踵を返して東に向かって少し動き出したそうだ。
おかげで未だ広い範囲で停電が続いている沖縄の災難はもう少し続くらしく、お気の毒だ。
その後どうなるかもわからないが、海面の温度が高いせいで勢力は一向に弱まらないらしい。
地球が怒っているように思えてならない。
夏休み期間に入って、朝晩の通勤電車の混雑はだいぶ緩和された。
学生が消えたのが一番の原因だが、それでも若者は結構乗っている。
いつもはゲームに興じている人が目につくが、今は勉強している人が多く、大学受験に向けての塾、予備校に通っている人もいるのだろう。
学生にとっての夏の過ごし方というのはそれぞれだ。
私の中学高校時代は部活三昧だったが、高三、浪人中の夏は塾・予備校通いだった。
寒いほど冷えていた教室でも、気がつけば満席となっていて、学生の熱気のせいで、暑いほどとなっている。
今や閉所恐怖症の私がどうしてあんなところで耐えていられたのか不思議だが、あれも若さのせいだったか。
それにしても、浪人その他、私は無駄と思える時間を多く過ごした。
だが、その”無駄と思える時間”は今の私にとってはどんなものだったのだろう。
無駄な時間を過ごしていない人というのはいるだろうか。
人それぞれの時間の価値を何かに置き換えることはできない。
私が過ごした浪人の一年にはいろいろな思い出が詰まっている。
そのうちのどれは良くて、どれは悪かったと言うことはできない。
後悔することは容易い。
それよりも、あの無駄と思える時間を肯定することの方が有意義ではないかと、考えるようになった。
何かと比較することなく
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