今日もいい天気、また昨日のような暑さになるのだろう。
週の半ばに天気が崩れるということで、梅雨明けは来週以降に持ち越しとなるらしい。
東北地方もまた大雨が降るようで、これはもう踏んだり蹴ったりとしか言いようがなく、お気の毒だ。
それにしても年々暑さが異常に暑くなっているように感じる。
息苦しいと夜中の3時ごろ妻が窓を開けた。
冷房を弱めに入れておいたが、今は外の方が涼しくなっているからということだった。
たしかに、窓から入る風は優しく、冷房の起こす一定の向きと強さの風とは違い、のどにも優しく、体もホッとしていたようだった。
その寝入りばな、アーノルドシュワルツェネッガーの映画『トータル・リコール』を思い出した。
映画の中で、空気の薄い火星で暮らす人たちは、ドームの中で生活しているのだが、これが冷房の効いた部屋の中にいなくてはならなくなりつつある今の私たちの生活にオーバーラップして見えたのだ。
こうして夜中まで暑くなるようでは、やがて窓を開けての生活などできなくなるのではないかと思うと、途端に息苦しさを感じた。
私は閉所恐怖症で、この先こうして窓の世界に出ることができなくなったらどうしようとちょっと慌ててしまった。
その時期は案外目前に迫っている。
庭の植物たちをみていると、暑さによく耐え頑張っていると思うが、地球規模で見れば温暖化の影響は植生などにでているわけで、対策が急がれる。
そう思いながら、冷房の効いた電車に乗って通勤し、病院も快適だ。
目が覚めているうちは、窓1枚で隔てられた外の世界に出て行こうという気には全くならないし、気にもならない。
こんなことでいいのだろうか、と思いながらも地球温暖化に加担しているという小さな罪悪感は、日常の雑事であっという間にかき消されてしまう。
さあ、また仕事だ
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たしかに私が学生時代の頃は30度を上回るくらいで「暑い暑い」言っていましたから、温暖化は確実に進んでいますよね。
1980年代から90年代、”暑い暑い”、と言っていると、”暑いっていうから暑くなるんだ”なんて上の世代の人に怒られていたのを思い出します。
もう、すでにそんな昔話が洒落にならないところまできています。