緊急事態宣言が10月はじめに解除されてからひと月半たったが、感染再拡大の予兆はない。昨日の東京との新規感染者数は7人。氷山の一角ということを差し引いても依然として少ない。そんなこともあり、普段から世話になっている先輩と少し下の後輩の3人と、居酒屋で食事をした。勤務先の制限はどこも3、4人以内、2時間以内ということで、早めに始め、早めに終わることにした。
居酒屋で飲むのはもう、1年半だか2年ぶりだとか話したが、しばらくするうちに体は昔のペースを思い出した。まあ、30年以上飲んでいるのだからそうだろう。2年近く頑張ったであろうお店の人も嬉しそうだった。店を開けることができるということ、客に酒を出せるということ、そして、何より客との会話が楽しそうでよかった。ただ、不特定多数の人間がこの空間に集まったらやっぱりまずいだろうとも思った。お店による感染対策は今後も必要だろう。
顔を突き合わせて話すということは思っていたよりもずっと大切なことで、リモートでは得ることのできない様々な情報、噂話から実務のことまで、を交換することができた。一つの施設で一人病理医でやっているような私にとっては貴重な機会で、想像していた以上の孤独感があったのがわかった。リスクよりもベネフィットをとったのはある意味間違っていなかっただろう。
この状況が続きますように
もうみんな飲みたくて飲みたくてしょうがない雰囲気です。
ありがとうございます。
適度な人数で、適切な時間、そして場所であったらそれほど心配しなくてもいいのではないかと思います。
ある意味気をつけている家族と一緒ですからね。