こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

病院の病理医が行う“医学研究”…一臨床医として

2007年12月18日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
医者に得意分野というのがあって、それが内科だとか外科で、それがさらには消化器とか呼吸器とか神経とかにさらに細分化される。病理医である私にも一応専門があり、学会発表などしている。
病理で専門なんていうのはたかがしれていて、勤務先の病院で盛んな科が出してくる臓器が必然的に得意となって、いつの間にか専門家を名乗るようになっている。
そんなわけで私も診断をよくやっている臓器で、おや?と思う変化があって、今度の学会で発表しようと考えていたのだが…
やられていた。今月発行の雑誌に世界初として報告されていた。とんだクリスマスプレゼントだ…
でもね、自分が思いついた時には必ず誰かも考えてるっていうし…世界と戦うには、免疫染色とちょっとしたPCRだけではね。病院の病理医の限界というか、こつこつやっているとたまにはすこ゛いことに遭遇することも有り得るということか。
乗りかけた船、もう少し戦ってみようと思う。

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