こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

日本に来るのが楽しいわけを考えてみた

2023年05月09日 | 通勤・交通・旅行
少しひんやりとした気持ちのいい朝、このあとは気温も上がり全国的に過ごしやすい1日になるらしい。

外国人観光客の数が爆発的に増えている。
私自身、箱根に行ってそう思ったし、仕事が終わって鎌倉駅に帰ってホームに降り立った時もまだまだ外国人観光客は多い。
新型コロナの感染法上の分類が5類に移行したこともあり、この分なら、コロナ前の3千万人復帰も早晩達成されるに違いない。
観光産業の売り上げというのがどれほどのものなのか知らないが、一部の大企業が儲かるよりは、全国津々浦々あまねく観光名所になったらそちらの方がいいし、これで経済が上向いてくれたら言うことはない。

それにしても、彼らはなぜ日本にやってくるのだろう。

娘の夫(イタリアとギリシャのハーフ)のご両親と話して思うのは、欧米人と日本人とでは全く価値観が違うということ。

日本はアジア唯一のG7の一員で、これはすなわち欧米先進国の一つとして扱われているということだ。
G7にどれほどの価値があるのかはわからないが、G20もあるのだからそれなりの格があると考えるのはあながち間違いではないだろう。
だから、欧米人にとって日本は欧米と同じようなレベルの国ということになる。
それに、街を歩いていても、アルファベットも洋楽も溢れている。
街並みは美しく、欧米風の建物がほとんどだ。

ところが、ここは欧米ではなく、まったく独自の文化、考え方に根ざした生き方をする日本人という人たちがいて、これほどアルファベットや洋楽が溢れているのに、ほとんどの日本人は片言しか英語が使えない。
日本語という難しい言語を操っているし、アルファベットも溢れているし、各人の知的レベルも高いのに、なぜ英語のような簡単な言葉が使えないのか理解できないのではないか。

様々な文化がごちゃごちゃっと詰まっているけれど、根底に流れているのは”日本人的”価値観であって、外国人からみたら個性がないように見えるかもしれないが、それが日本人というものであり、その同質性の中にそれぞれの個性がある。

それぞれの観光名所が一つのところにこじんまりとあつまっていて、半日もあればあらかた見て回ることができるというようなこともあるだろう。
なにせ、ベルサイユ宮殿をめぐる時間があったら、鶴岡八幡宮から大仏、長谷観音を回って江ノ島でサザエの壺焼きを食べられる。

スリや強盗のいない安全で、タバコの匂いもしない(体臭もない)清浄な国でのんびり過ごしたいと思うのは当然だろう。
昨日の銀座の強盗事件はそんな日本の安全性に影を落とすことで、とても残念だ。
保安対策はしていなかったのか

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