こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

マッペの山は喫水線のように

2012年07月25日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
 うーん、標本が溜まってしまう(ようするに、仕事が溜まってしまうと言うこと)。

 ここのところ、術中迅速診断が多かった症例、難しい症例、切り出し数の多い症例が続いて、診断が滞ることが多い。

 ついに今朝、喫水線のように上昇してきていたマッペ(診断する標本を載せる板のようなもの)の山が、卓上本棚にある本の前面を完全にふさいでしまった。

 こうなると、診断のためになにか調べたいと思っても、どこに何があるのかわからないし、わかっても本が取り出せないので何も調べることができない。


 なんとか、夕方までにはこの山が半分になって、本の背表紙のタイトルだけはわかるようになった。
それでもB5版の本などは、上から覗き込まないとわからない。

 もう少し、根を詰めていかないといけないのであるが・・・。
 9月の3連チャンの学会、研究会も控えていて、相当なピンチに陥ってきた。
  鎌倉花火大会は、残念ながら今年は見送った。
 さすがに、17時の終業時間に仕事に区切りをつけることはできなかった。
残念
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます! (リディア)
2012-07-26 08:53:04
標本は期限あるんですか?

他の仕事もこなしながらとは、病理の先生も、ハードですね!
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追記 (リディア)
2012-07-26 09:11:59
鎌倉花火大会だったんですね…。

こちらは、もうすぐ‘PL花火’です。

近すぎて家が揺れますが…。
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永遠に (colocolokenta)
2012-07-26 21:36:32
診断書を書き上げない限り、標本は永遠に片付きません。未診断の標本がたまっていくのをどれだけ最小限に食い止めるか、臨床に迷惑をかけないか、そこが、病理医の腕の見せどころ(?)です。
家が揺れるほどの花火とは、会場が近くなんですね。うらやましいです。
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