東京アラート(東京防災ホームページより)
- 「東京アラート」は、都内の感染状況を都民の皆様に的確にお知らせし、警戒を呼び掛けるものです。
- 都民の皆様は、不要不急の外出を控えるとともに、3密のリスクが高い場所には十分ご注意ください。
- 手洗いの徹底とマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、「3つの密」を避けた行動など、「新しい日常」を徹底して実践してください。
- 事業者の皆さまには、都や各業界団体が策定するガイドライン等を踏まえて、適切な感染拡大防止対策の更なる徹底をお願いいたします。また、出勤に当たっては、テレワークや時差通勤の活用をお願いいたします。
昨晩、東京都内での新型コロナウイルス感染症患者が34人確認されたことなどを踏まえて、東京アラートが発動された。都庁やレインボウブリッジが真っ赤になっている異様な写真を見て救急車のサイレンを思い出した。東京アラートそのものは、きたる第二波に備え、住民の行動注意を促すためのもので、これでちょっと改善したら引っ込められ、また数値が悪くなったら出される。そういったことの繰り返しなので、普通に”新しい生活様式”で生活している人にはあまり関係ない。
感染が広がった元は院内感染を別とすれば、ほぼ夜の歓楽街のようだ。性行為感染症(STD) の場合、主に性器の上皮を介しての感染となるが、コロナウイルス感染症も上気道の上皮細胞を介してうつるので、人から人への感染であるという点では似たり寄ったりだ。いわゆる性行為を行わなくても、キスのような濃厚な接触、顔を極端に近づけての会話といったような行為をしたら容易に感染してしまう。
カウンター越しに話しただけで飛沫は口に入るし、店内でカラオケに興じても感染する。三密であればエアロゾル中のウイルスを吸うことになる。客はわざわざ感染するためにそういう店に行くようなものだし、店は店で売り上げのために感染症など度外視して濃厚なサービスをする。そういう店であっても、濃厚な接触をしなければいいのだが、客の衝動は抑えられないし、ルールを無視する店があれば他もそれに追随するしかない。
そういうお店で働く人も、そういうお店に客としていく人も、すべては自己責任ということだが、自らの無謀な行為が医療資源、ひいては税金の消費につながるという意識はない。医療崩壊回避のためには、その辺りのことを十分自覚してほしいが、色々な意味でそれは無理だろう。
そういうお店で働くしか生きるすべのない人というのがいる。金を払う客がいたら、そこに職があり、働く場がある。仕事の性質がどのようなものであっても、その人自身に本質的な意味で罪はない。罪深いひとであっても救われなくてはならない。
ただ、気の毒なのはそのその人たちの家族だ。独身者は別として、家族が感染したとなったらあれこれ詮索されて困る人は少なくないだろう。医療従事者ですらこれほど白い目で見られるのだから、夜の街でうつった人が家族内にいるなどとなったら、それこそ大変なことになる。
そういう商売をしている親が感染し入院してしまったため、その子供の行き場がなくなったということが問題になっている。母児同室というわけにもいかず、小児医療の場では対応に苦慮せざるを得ない。
それはそれだが、こういう感染拡大が起こっていくと、結局割を食うのは子供たちだ。やっと学校が再開されたと思ったら、ごく一部の遊び人のせいで感染拡大が広がり、また学校が閉じられるというようなことになりかねない。中学、高校生でもふらふら遊んでいるのは一握りだ。そんな遊んでいる同級生のために、インターハイも高校野球も中止になるなんて、気の毒としか言いようがない。将来設計すら変更を余儀なくされている。
どっと町に繰り出している、ごく少数の遊び人の方々は自分が感染拡大の元凶であるという認識を持って、まだまだ自重していただきたい。
といっても、無理だろうな
今夜も眠れないでアル中の夜をさまよっております
夜の街で遊んでいる中高年男性が主たる原因で感染拡大している面はあるでしょうが、ごく一部の遊び歩いている中高生は、感染拡大に一役買っているのでしょうか?
少なくとも、インターハイや高校野球の中止は、大人の経済活動縮小のあおりを食らったのではないかなぁと思っております。
10代も10歳未満も勿論感染はしますけれど・・・・感染拡大にはあまり関与していないのではと想像しております。データなしの暴論ですけどね。
夜の街、がキャバレーなど、という言い方に変わりましたね。取り扱いも日々刻々と変わって、書いている方も気をつけないなあと。
今日(6月4日)の朝刊に歌舞伎町を取材した記事があって、”21歳”の大阪からやってきた大学生というのが、ガールズバー(?)というところに行くとのことでした。こういうところ(風俗産業も細分化されていて、何をこういうところというかもよくわからなくなってきましたが・・・)には若者も相当数行っているのでしょうね。
おっしゃる通り”中高生”の表現はエビデンスもなく使ってよくなかったですね。この言葉を使ったのは、緊急事態宣言解除後、口全開の顎マスクの高校生カップルが電車で座っている私の前で喋っているのとか、駅を降りたら、マスクなしではしゃぐように大声で話しているそれぐらいの年恰好の若者がつるんでいるのがとても嫌だったのを覚えていて、使いました。大多数の通勤・通学客は静かに、マスクをして電車に乗っているし、駅の周囲ではマスクをして静かに歩いているのとは対照的でした。
これからも忌憚のないコメントいただければ幸いです。