来週話をする学会のプログラムがメールで送られてきた。
ちらっと見たら、ずいぶん立派なもので、こんなはずではなかったと焦った。
別に侮っていたつもりはなかったのだが、油断していたのかもしれない。
かれこれ、ひと月ほど発表スライドの収まりが悪く悩んでいて、いよいよあと10日を切るとなってきて、尻に火がついている状況。
そんな折、そういえば二週間ほど前に来ていて引き受けるかどうかの返事をうっちゃっていた原稿の依頼を思い出した。
かれこれ10年ほど前に出した本の改訂版を出すから、私の書いたところを修正加筆してほしいというもの。
最終的に引き受けることになるのはわかっていたのだけど、ヨシっと決意できないでいた。
いつまでもそうしているわけにもいかないので、”諾”の旨お返事した。
ついでに、その本の他の項目を読んだら、今回の講演の役に立ちそうなことがたくさん書いてあるではないか。
日照りに雨、とはまさにこのこと、講演スライドになにが足りないかがやっと見えた。
やれやれこれで追い込みをかけることができそうだ。
たまたまこのことが私の身に降ってきたのだとしたら運がいい。
因縁というのがこういうものなのかもしれないし、日頃の行いが良かったか。
おそらくは講演が近くなってきて、神経が研ぎ澄まされてきて(切羽詰まってきて)、こういったことに敏感になり始めていたからだろうが、それを言ってはおしまい。
運良くさまざまな要因が私の身にいっぺんに降り注いできて、どうやら光明が見えたということだろう。
幸運は引き寄せる
応援よろしく
コメントお願いします!