こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

少し旅行のことを(エピローグ)・・・再びアテネ

2023年10月03日 | 通勤・交通・旅行
朝、スッキリ起きることができるようになったのは時差ボケが収まったからなのか、それともただ単に気持ちの良い気温と湿度になったからか。
おそらくその両方のおかげだろう。

アテネに戻った日は、地下鉄など公共機関のストのため、市の中心部に入れなくなっていた。
身動きが取れずに困っていたら、ホテルのドアマンとタクシーの運転手が相談して、ピレウスというところの港を提案してくれ、訪ねた。
3年前に整備されたばかりという港は綺麗で食事もおいしかった。

常にフェタチーズ

夜にはあちらのお宅にお邪魔してギリシャ料理を振舞ってもらった。
あちらのお父さんがアクティブな方で本当にありがたく、翌日は神託で有名なデルフィへ片道2時間のロングドライブ。
車窓からは延々とオリーブ畑、綿花畑、そして数年来の広範な山火事の跡が見られた。
昔の人はデルフィを目指して5、6日かけてを訪れていたというから、日本で言えばお伊勢参りのようなものだったのか。
ここには神殿の他に、劇場、競技場などもあって現代で言えばテーマパークのようなものだったのかもしれないと話した。
お父さんは都市設計の専門家で、排水のシステムなどのシステムを教えてくれた。

アテネ空港を回って、サントリーニ島から帰ってきた娘夫婦を拾ってご自宅へ戻り、楽しい夕食をいただいた。

最終日は、市の中心部にいってマーケットを見たり、土産物屋を覗いたりして過ごし、ポセイドン神殿を回って空港まで送っていただいた。

とまあ、これが今回の娘の結婚式とそれに付随したギリシャの小旅行記。
道中、トラブルはほとんどなかったのは、新しく家族となったあちらの皆様のおかげであることはいうまでもない。
トラブルとは言えないが、アテネのアクロポリスでいろいろ説明してくれていた彼のお父さんがもぐりの観光ガイドと勘違いされて、観光ガイドから因縁をつけられるという笑い話があった。

紀元前に建てられた遺跡を数多くみることができた。
美術品の多くは奪い去られてしまったが、遺構だけは持ち去られることはなく、破壊を繰り返されながらもこれまで残されてきた。
私もそんな歴史を見習い、これまでとは別の考え方を模索しつつ人生を歩んでいこうと思う。

このシリーズ終わり

明日からはいつも通りに

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2 コメント

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Unknown (Tristan)
2023-10-03 11:40:51
ギリシャ、特にエーゲ海は白のイメージがあって、行ってみたいと思っていた場所なので、旅行記を読ませていただいて楽しかったです。
ありがとうございました。
朝、すっきり起きられるようになったのは、やはり異国に旅行されたことが一番大きいんじゃないでしょうか。
お嬢さんの結婚式が目的でも、異国ですからかなりの非日常ではないでしょうか。
そういう場所で過ごすと、気分も一新できるのかな~と思います。
返信する
  (コロ健 to Tristanさん)
2023-10-03 12:32:05
ありがとうございます。
もう少し細かく書きたかったのですが、ずいぶん端折ってしまいました。
異文化に触れるということは何歳になっても大切なことですね。
ブログにも変化をもたらしてくれると思います。
返信する

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