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中ぐらいの大きさの学会が今日から開催された。Webを利用しての開催なので、もちろん自宅から参加。10日ほど前に何とかかんとか仕上げた発表スライドが流された。他の講演を聴いて勉強しようと思ったので、PCをテレビに繋いで観たら、なんだか、テレビで講演をしているような錯覚に陥った。考えてみれば
学会がauthorize(承認)した講演なのだから、これはこれでそう感じてもおかしくないのだろう。昔は情報発信はテレビ局だけだったが、いまやそれぞれのソサエティがauthorizeする時代な訳だし、もう何年も前からYou tubeはそんなことになっている。
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必死にやっただけのことはあって出来はそれなりのものだった。ちょっと声は暗くて小さかったが、それぞれのスライドではちゃんと話していた。次、こう言う機会があったときには、もうちょっと元気よくやろう。こうしてみると、テレビでリモートで喋っている人というのは大したものだ。新型コロナ感染症関連の専門家の先生方などは随分上手に話しているものだと感心した。
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予め提出しておいたビデオが流されるリモート開催で、いくつか困ったことがあった。まず、前後の演題の演者のつながりを持つことができないことが困った。ライブで行う場合だと、私の話したいと思っていた内容が、先に話す人と被った時、”先ほどお話がありましたが”、などといって、そこを端折って他のところを大きくして話を伸び縮みさせるのだが、そういったことができなかった。あとは、別のセッションでの話だが、スライドと音声がずれていたのに、それを調整することができないということもあった。
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それにしても、これまで人海戦術でやっていた学会屋さんというのは不要になるのではないかと心配になった。YouTubeとか、ズームとかの会議アプリを運営するところも参入が学会業務に参入することが起こってくるのではないだろうか。
ここでも新様式が
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