ここのところ、週末になると鎌倉をはじめとする湘南地域への車での来訪が増え、海沿いの国道134号線は大渋滞のようだ。昨日もその状況がニュースで流され、病院で技師さんに大変ですねと心配された。
車に乗っているだけで降りはしないといっても、東京、埼玉の人が多数海沿いのレストランやテイクアウトの店に立ち寄ったりでもしたら、感染拡大のリスクは高まる。駐車場を閉鎖する自治体も出てきたが、内陸のスーパーの駐車場に車を止めて海まで行く人なんかもいるらしく、事態は深刻だ。
よその地域で感染した人が地元のスーパーの駐車場を利用したついでに買い物でもされたら大変なことになる。鎌倉市の住民はお年寄りが多く、生活のために利用しているスーパーでよその人と交わって感染が広がったらあっという間だ。
PCR検査をしてほしいという要望の中に、”自分が感染していたら、周りの人にうつしてしまうかもしれないのが心配”というのがある。これというのは”感染していなければどこにでも行っていい”、ということではない。新型コロナウイルス(COVID-19)は潜伏期である感染してから発症までが一番感染力が強いという。すなわち、症状が出る前、”心当たりはあるのだけれど、自分だけは大丈夫”という人が一番危ないように思う。
感染経路不明の人が増加の一途をたどっている今、誰もが感染している可能性がある。”自分自身が感染者”という認識をもって、常に行動しなくてはいけない。そしてその行動の一つに移動の自粛があるということを認識していただきたい。海も鎌倉もどこにも逃げないので、なんとか今だけは辛抱してもらえないだろうか。
自粛要請とはどういうことか
また海岸ではバーベキュー、自粛ってなんだろう。
地元では週末がこわいです。