週末は天気が崩れるという予報にちょっとがっかりしているが、仕方がない。季節の変わり目というのはえてしてそういうものだ。梅雨の終わりの集中豪雨は被害が甚大となることが多いので気になるが、春の前触れの天候不順はすぐに過ぎてしまうので、すぐに忘れてしまう。それでも時々大雪で痛い目にあってきたことは忘れないでおきたい。天災は忘れた頃にやってくる。
謙虚さと、丁寧さ、そして他者への想像力を欠いた政治家だの官僚だのという職業の人たちのことを悪く言って、言ったが故にさらに自己嫌悪におちいったところで埒があかないので、今日は最近病理診断科の部屋に入れたミニ観葉植物のことを書き留めておくことにする。
不要でない所用があって出かけた9日、出先の近くの園芸店で、病理の部屋に置こうと小さな観葉植物を4つ買った。しばらく家に置いてから今週になって持ってきた。なにせ病理診断科は行灯部屋なので顔を上げても少しクリームがかった白い壁か薄茶色のパーテーションしか目に入ってこない。
ここにきた時にイケアで買った斑入りのペッペロミアは挿し穂しでこれまでにずいぶん増やした。同じような大きさのがこれとは別に1鉢あるほどだ。先日も、切り戻した時に1枝水栽培していたら立派なひげ根が出てきたので、植物好きの技師さんに差し上げた。あと、家のフラワーポットで育てていたコリウスも挿し穂して増やしたら、ずいぶん大きくなって1年草のはずがまだまだ元気だ。このまま冬を乗り切ってくれたら、枯れてしまったところに逆輸入して大きく育てよう。そう考えると楽しみ。
ニューフェイスはカポックとエアプランツのパレアセア。カポックは、鉢の下に置いてあるガラス容器に水を張って、吸い上げさせるとのこと。パレアセアは期せずして今回一番高い買い物となった。店員さんがこれもいいですよ、と、鉢を3個買った後、その横にさりげなく置いたもの。じゃあ、これもと、前々から欲しかったせいもあって値段もろくに見ないで買ったら一番(ダントツに)高かった。見かけによらないものだ。まあ、一度手に入れてしまったら大事に育ててやらないといけない。
カンファレンスエリアとの境には、匍匐性の2鉢。カンガルーアイビーとピレアグラウカ。いずれも丈夫そうだから、1年もしたらずいぶん伸びてくれるんじゃないかと楽しみにしている。
部屋の入り口にかけてあるエアプランツのウスネオイデス。これは前からあるのだけど、最近ちょっと茶色くなって心配。園芸店の店員に相談したら、水やりが難しいんですよと言っていた。風通しも悪いし、どうしようかと悩んでいる。いったん、窓に面している医局のデスクのほうに連れていってやろうと考えている。あそこなら、少しは風通しがいいし、挿し穂から1年以上頑張っているニチニチソウとか、水ゴケ栽培中のチューリップがいたりして賑やかだから元気も出るだろう。
緑でリフレッシュ
ちなみに、植物の名前は鉢に刺さっていたのをそのまま写したか、なかったのは画像で検索したものです。間違っていたら、教えてください。