こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

コロナ禍の本質はどこにあるかを考える

2021年01月23日 | 自然災害・事故・感染症
今夜から明日にかけて雪になるという予報が出ている。雨のせいか、7度といっても体感温度は3か4度。やっぱり今夜は雪だろう。小鳥たちも雪の前に腹ごしらえしようというのか、スズメ、ガビチョウ、シジュウカラがやってきて餌をついばんでいる。ときどきタイワンリスがやってくるが、私たちには招かざる客なので、追い払っている。
コロナ禍で政治家や官僚の無能さが明らかになり、ついには再びお金をばらまくという迷走が始まった。さらには入院拒否した感染者に対して懲役刑を課すという案を出してきた。

そうじゃないでしょう、罰則は感染者に対して必要なのではなく、感染を広げるという行為だ。

たしかに、会食、カラオケ、ライブハウス、感染する人の中には、感染拡大に対して頓着しない人が多いのかもしれない。でも、じゃあ飲食業が悪いのか、悪くなんかない。カラオケだって、ライブハウスだってそのこと自体が悪いのではない。混同してはいけないのだ。

飲食業界では”黙食”という言葉ができた。もっと早くから提案していたらよかったのに、それをしないで来たからこんなことになった。残念ながら、いまだに騒ぎ声が聞こえてくる店もある。互いに注意してみんな黙って食べる、そうしておけば、会食クラスターは起こらなかった。カラオケだってそうだ。一人カラオケを徹底しておけば業界が苦境に立たされることはなかった。ライブハウスだって、観客は黙っていればいいだけだったのに、ファンを自称する人たち自らが業界を潰してしまった。

コロナ禍の本質がどこにあるか、それが感染拡大防止であるということまではわかっているが、その方法について政治家、官僚はわかっていないのではないか。必要な施策は今こそ”新しい生活様式”の徹底であり、そのために何をするかが求められている。だから、罰則を与えるべきなのは、公共交通機関など人が集まる場所で大声で話す人や、ろくな対策をしない飲食店やそんな店で騒ぐ人たちだ。そういう人たちこそ取り締まって欲しいところだ。そんなことをしないで来たものだからやることなすこと後手後手にみえる。

人と会うこと話すことが仕事だと思い込んでいる人はこの先の世の中どうやって生きていくのだろう。政治はもっと違った形に変化していかなくてはならないのではないか。
コロナ後の時代を先取りする

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします

COVID-19 による症状
最もよくある症状:
・発熱
・空咳
・倦怠感
時折みられる症状:
・痛み
・喉の痛み
・下痢
・結膜炎
・頭痛
・味覚または嗅覚の消失
・皮膚の発疹、または手足の指の変色



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。