こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

あのときに帰ったら(1)

2007年09月16日 | あの頃のこと…思い出話
自分の人生の中で、あのときに戻れたら、と思うことは何度かある。
「あそこでああしていれば」「あそこであんなことしなければ」
今では・・・
なんてね、でも、今は今、この先しか考えることはできない。この先の人生のために”あの時”に戻ってみたい。

最初は、バスケ。
最後の東医体、リングを楽勝でつかめるようになっていた私は、練習でダンクシュートに挑戦した・・・見事失敗、それどころか着地に失敗してすごい捻挫、決勝戦でちょっと出してもらったけど・・・万全の足ではなく、満足のいくプレーはできないまま大会は終わってしまった(チームは優勝)。馬鹿だよね。ホント。
今でも、「あのときダンクシュートなんかに挑戦しなければよかった」と思う。
人生、変わってただろうな。バスケが一番上手だったときに、遊びで大怪我。
スポーツ選手に怪我はつきもの。ちょっとした油断、驕りで一生取り返しのつかないような怪我をする。
一ヶ月ほど前ラグビーW杯の代表選手が練習中にアキレス腱を切った。息子が昔所属していたミニバスチームのコーチは肩の脱臼で引退に追い込まれた。少しだけ走るコースが、立ち位置が違っていれば、怪我をせず、違った人生を歩むことになったに違いない。
私の東医体も、全日本とはいわないが、私の人生の中の最大の大会だった。今でも胸が張り裂けそうになるけど、でも、今でもバスケが好きだ。ちっちゃな大会で、いつも一回戦負けでも楽しい。あの頃よりもバスケットがよくわかるようになったと思っている。ある意味では、進歩だよね。
あのときに戻りたいというのは、今の(別な面で)進歩した私(の能力)があるから思うだけなのかもしれない。


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