こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

今週を振り返る

2020年11月13日 | 日々思うこと、考えること
13日の金曜日。今週ももう金曜日。電車の窓から見える紅葉は一週間のうちにずいぶん進んだ。この前、NHKの”チコちゃんに叱られる”を視ていたら、『落葉樹の葉が紅葉して落ちるのは、春から夏にかけて散々光合成を行わせて酷使した後、太陽光が弱まりその能力が低下した葉から栄養を引き上げ、落としてしまうから』というような話をしていた。まるきりブラック企業だが、生物としてはこれが当然のあり方なのだろう、社会性というものが存在しない生物が生きるためには本当のところ情け容赦などない。

今週を振り返るといえば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況の悪化と、アメリカ大統領選挙の迷走、大相撲など。

・新型コロナウイルスについては”新しい生活様式”を皆が守っていたら抑え込むことが可能なのに、油断している人が少なくないのだろう。全年齢層に広がっているということだから、もう、だれが感染していてもおかしくないと考えなくてはいけない。
  1. 適切な手指衛生の遵守
  2. ユニバーサルマスクの遵守
  3. 3密の回避
  4. 孤食の徹底
  5. 感染リスクの5つの回避(飲食を伴う懇親会など、大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)
を守っていたら、大丈夫なわけで、辛抱するしかない。もちろん私にとっても他人ごとではない。自分を守るのは自分。

・アメリカ大統領選挙の行方は不透明だが、最終的にはバイデンさんに落ち着くのだろう、というかこれでトランプさんが逆転したりしたらあの国は大変なことになってしまうのではないか、心配になる。香港では民主派の議員が職を解かれた。この機に乗じて自国に有利な操作を行おうという動きは世界中でますます活発化するのではなかろうか。この点も心配。

・朝乃山に続いて新大関正代も休場。ただ1人残った貴景勝には怪我なく後半戦も頑張ってほしい。それにしても、照ノ富士強い。早くも一騎打ちの様相を呈しているが、両方とも気が強そうで千秋楽が今から楽しみ。

・臨時国会では何が話し合われているのだろう。菅さん、加藤さんの顔は毎日ちらっと見るが、そのほかの方の顔はあまり見ない。日本学術会議の問題を放っておけとは言わないが、コロナ関連の問題について斬新な提案なり議論なりがあっていいのではないか。在宅であっても、少しでも多くの人が収入を得られるシステムの構築を急いでほしい。そういうのを考えるのが政治家の役割のはずだ。緊急事態宣言から半年、野党の人たちは一体何をやってきたのか。勉強不足ではないか。

・かくいう私もこれというほどの進歩はなかった。忙しいからと言い訳するのは簡単だけど、なにかできたはず。人間は日々進歩できるのに、そうすることを怠ると後には虚しさばかりが残る。人様のことをあれこれ言う前に、自分はどうであったか、そのことを日々考えて生きたい。

・そういえば、昨日、今日は日本病理学会の秋の学術集会。一人病理医なので、ウィークデイにもちろん休みなんか取れないのだが幸いリモート併用なので、少しだけ参加させていただいた。
毎日を大切に

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