梅雨空は続く。
湿度は上がるばかりで、週の後半になると体がだるい。
そんな中での楽しみは大リーグエンジェルスの大谷翔平選手の歴史的な活躍だ。
彼のような清々しく活躍する若者がいる一方で、最近凶悪な犯罪に手をそめる若者が後をたたない。
非合法なバイトを、闇バイトなどと称して匿名で募集し強盗を行わせる。
数年に一度あるかないかというような犯罪が日々繰り返されている。
金がないから闇バイト、叱られたからすぐ殺す。
私ももう少しお金は欲しいし、イラッとすることもある。
だが、人のものを奪ったり、殺したり、という発想はない。
若者に何が起こっているのだろうか。
人を殺してはいけない、という倫理観が失われているのではないか。
そして、そのほかの犯罪の定義も変わっているのではないか。
私の考える犯罪というのは、若い犯罪者にとっては犯罪ではない。
人のものを奪うことは悪いこと、人の命を奪うなど絶対にしてはいけないこと(なぜ、人を殺してはいけないか。2011年01月11日 )。
これは、当たり前のことだと思っていた。
少し前のことだが、オレオレ詐欺の犯人が、
年寄りの持っている金を取るなんて、ちっとも悪いことだと思わない。
と言っているのを読んだことがある。
彼にとって、見も知らぬ人の金を横取りするなど、ちっとも悪いことだとは思えないのだろう。
こんなことを考える若者はまだ少ないかもしれないが、氷山の一角とも言える。
世代間のギャップといえばそれまでだが、その変容ぶりには驚かされるし、どこにそんな若者が潜んでいるかわからないのは恐怖だ。
犯罪がなぜ犯罪であるのか、ということは常々考えてきたことだが、どうやら犯罪の定義そのものを考えなくてはならなくなっているようだ。
これは、私たちの世代のみならず、”まともな”若者にとっても深刻な問題であり、社会全体で考えていかなくてはならない。
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いつもありがとうございます。
さて、以下また似たようなことを書きまして恐縮です。
>凶悪犯罪の増加
というタイトルですが、
他殺による死亡者数
1955年2119人
2022年213人
グラフによると、だいたい一貫して減ってきています。
ここでリンクを貼っていいかどうか分りませんので、やめておきますが、「社会実情データ図録」というところが出典です。
数が増えようが減ろうが、すべての犯罪に真摯に取り組まなければなりませんし、時代の変化とともに新しい犯罪も生まれていますが、マスコミの報道は必ずしも全体像をとらえているとは限らないと思うんですよね。
それではまた。
殺される人の数が減ったから、それぞれの事件が目立つのでしょうか?
いずれにしてもあってはならないことですね。
コロ健さんの指摘で、若い世代の思考について驚かされ、また一方で萩野さんのデータを見て、他殺の激減という指摘も拝見し、
合わせてとても勉強になりました。
どちらにも感心しましたので、
蛇足ながら、いち感想としてお伝えしました。
うるさくしてすみません。
ありがとうございます。
いろんな視点からいろいろ考えることが必要ですね。
みんなで考えていきたいものです。