少し曇りがち。
昨日、インフルエンザワクチンを打ったが、新型コロナウイルスワクチンほど痛くない。
筋肉注射ではないので当然といえば当然だが、それにしてもずいぶん違うものだ。
例によって時間が無くなってきた。
明日はちょっとした講演があるのと、今週いっぱいが締め切りの講演スライドの事前提出がある。
とりあえず今週がちょっとした山で、切羽詰まれば何か出てくるだろうと高を括っていたのだが、なかなかアイディアが降ってこないでいる。
ここ数日講演内容のことで夜中に何度も目を覚ましているのだが、何も浮かんでこないのだ。
疾患概念がなかなか落ち着かず、2、3年前の話が遺伝子解析導入のせいで余計にややこしくなっている。
ちょうど、肉眼所見と顕微鏡所見と遺伝子情報が入り混じっている状況で、では診断には何が一番大切か、ということがディスカッションのポイントになる。
画像所見を含む肉眼所見は、病巣への直接のアプローチを考える上で、とくに外科的治療に最も大切なこととなる。
でも、私たち病理医が観察・診断する顕微鏡所見は病気の発生・進展を考える上で必要で、かつては肉眼所見と顕微鏡所見をあわせたらそれで病気の大半は方がついた。
それが遺伝子解析が一般的になってきたせいで、流れは大きく変わってきた。
肉眼的、顕微鏡的に同じに見えても、遺伝子異常の種類によっては発症機序が異なってしまう。
治療は同じ、所見も同じでも、将来的に何が起こるかわからないということになる。
などと、話すことをまとめていたら、考えが少し降ってきたので、今日のブログ書きはここまでにして、まずは明日のスライド作成に取り掛かることにする。
集中力
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