こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

最後はヨタヨタだったけど

2022年01月22日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
 長かった。

 あれこれの原稿をずーっと抱えてきたが、やっと最後の1本を脱稿した。最後のは青息吐息、それこそヨタヨタしながらなんとか書き上げた。1年で9本、よくやったものだ。どんな原稿かといったところでいわゆる依頼原稿とか分担執筆とかで、大したことはない。

 そんなもの書いている暇があったら論文の1本でも書け

と、とても厳しかった私の指導教授だったら言っただろうが、還暦手前のおっさんにはこれが精一杯だ。考えてみたら、あの人から見たらブログもこんな原稿も同じようなものだろう。

 書くのに費やす時間とプレッシャーに比べたらごくわずかな原稿料だったり、そこに名前を乗せてもらうだけのような原稿もあったりとかで、一体なんのために書いているのだろうかと疑問に思うのはいつものことだが、かと言って誰からもお声がかからなくなったら寂しいと思う。

 死んだ親父のモットーだった、頼まれた仕事は断らない、というのを実践してきて、確かに一旦断ったら次はないということを感じながら、後悔しながら結局引き受けてきた。

 このある意味”モテ期”のようなことがこの先あるとは思えないので、せいぜいいいい思い出として大切にしておきたい。
天気は良かった

ブログランキング・にほんブログ村へ   



PVアクセスランキング にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。