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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

連載小説

2014年06月15日 | 読書、映画、音楽、美術
ここのところ、また、本が読めないでいる。
理由はいろいろあるが、その一つに読みたくなるような新しい作品が無いということがあるのはたしかだと思う。



あと、私が毎日楽しみにして読んでいる連載小説がある、ということも本を買わない理由だ。

その小説は、朝日新聞の夕刊に連載中の「精鋭」。警察に就職した普通の若者が機動隊に入って成長していくという話。
欠かさず読んでいて、学会出張で一回だけ読みそこねただけだ。
今の展開だと、長編になりそうで、とても期待している。



その朝日新聞だが、朝刊で夏目漱石の「こころ」を復刻連載している。評判がよく、文庫本が売れているということを記事にしていた。
復刻連載、などというとテレビの再放送のようだが、名作であればこれもありということか。
私自身、まだ読んだことが無いので、本屋に入ったら文庫本を手に取ってしまいそうだ。

とにかくなにか一冊は読みたい
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朝 昼 晩

2014年06月14日 | 日々思うこと、考えること
今日も朝から快晴。風が心地よい。ずっとこんなだったら、仕事にいけなくなってしまいそうだ。
晴天は明日まで続くようだ。



午後から研究会議が東京であるので、家のことを午前中のうちに済ませるために早起きした。
早起きは三文の得、ということでまあそれなりにやることはやれた。



理論武装していこうと、横須賀線で論文を読み始めたのは良かったが、早起きのせいか、いつの間にか眠ってしまった。
(まあ、おかげでこのあとの会議で眠くなることは無かったが・・・)



午後の会議はきつかった。15時から4時間以上、喧々諤々の議論。最近、診療手引きの作成方法が改訂されたということもあって、研究手順もますます複雑化している。だが、これは患者さんにとっては利益になることなので、われわれ医療者は使命感を持って頑張らないといけない。
それにしても、私の右隣に座っていた某大学教授、午前中は別の会議に出ていたとか。左隣の先生は別の会議のために、中座して出て行った。皆さん本当によく働く。不肖コロ健、残念ながらマネしたくてもできない。



鎌倉に帰ったら、まだまだ大変な人。
マルチーズのコロが膀胱結石の手術のため昨日から入院していて、フラットコーテッドレトリバーのナイトが一人っ子よろしく、のんびりしている。
コロの手術はうまくいって、明後日退院の予定である。



手術は無事済みました
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気持ちなんて、お天気次第

2014年06月13日 | 生き方について考える
久しぶりのいい天気
青空をみあげたら、それだけで元気が出た

日差しは強いけれど、木陰に逃げ込めば風は柔らかい

気持ちがいい

こんな天気であれば、一日、楽しく過ごせる

気持ちなんて、お天気次第



待ちかねた青い空
きのうまでの雨は、空のホコリをすっかり流してくれた

もうすぐ暑い夏だから、それまでに水をたっぷりためないといけない

しかたがない

こんな季節があるから、一年間、楽しく過ごせる

気持ちなんて、お天気次第



あしたにはあしたの空がある
それがどんな空でも、私たちは変わらない

いろんなことがあるけれど、楽しい気持ちで過ごしたい

空を見あげよう

雨の日もあるけれど、青い空はかならずやって来る

気持ちなんて、お天気次第

気持ちなんて、お天気次第



今朝、あんまりいい天気だったのを書き留めておこうと思ったら、詩になってしまった。
途中から、ドリカムの吉田美和の声が聞こえ始めてしまったので、(似ても似つかないしろものだが)あんな風にまとめてみた(つもり)。
詩なんて少々気恥ずかしいが、たまにはいいか。

こんな気持ちでいられたら
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雨の日も楽しく

2014年06月12日 | 日々思うこと、考えること
梅雨なのだから、雨の多いのは当たり前なのだが、それでもこう続けて降られると嫌になる。最近、ブログの調子が沈みがちなのも雨と無関係ではあるまい。



子供の頃も、梅雨といえば、連日家に閉じ込められていたように思う。そんな日には、天地茂の「非情のライセンス」再放送をみていたのではなかったか。とにかく、雨の日には、なんとなくぼんやり過ごしていたに違いない。

大人になるとそうもいかなくなる。びしょ濡れになりながら出勤し、仕事帰りもまた濡れる。家の中も湿っぽくなる。
窓を閉めていることが多いから、犬達もストレスが多いみたいで元気がない。
たまに晴れても今度は暑い。真夏のほうがよほど暑いが、身体が慣れていない今の時期はむしろ今の時期の暑さがつらい。


バラはそろそろ終わり


そうはいっても、ふさぎこんでばかりというわけにはいかない。何か楽しいことをしたり、考えたりして気分を変えたい。
雨の日だって、楽しく過ごしたい。
朝の出勤時にはさまざまなアジサイを楽しむ。さらには、香りを頼りにして、いよいよ咲きだした待望のクチナシを探す。



仕事中は、仕方ないので、雨のことは考えないで、いつも以上に仕事に集中する。そして、明日の晴天を信じて帰る。



生まれた時が悪いのか

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こんなこと続けていたら

2014年06月11日 | 日々思うこと、考えること
なかなかゆっくりすることができない。
何より仕事を中心にして、毎日があっという間に流れていっている。これにプライベートなことが入ってきて、余計ややこしくなってしまう。



仕事とプライベートを分けるのはナンセンスではあるものの、移動のようにそれぞれに付随した行動が伴なうので、致し方あるまい。
仕事では、病理医という仕事そのものから受けるプレッシャーが厳しい。病理医の診断に従って身体の一部を切り取ることになるわけで、慎重に慎重を期しても足りない。
それにはただぼんやりしていたらいいというものでもない。膨大な医学情報のなかから、適宜、有用なものを選び出して勉強しなくてはならない。
そんなことをしていると、一緒にやろうと研究グループに入れてもらったり、しまいには、それを教えてくれと頼まれたりする。


今年もクチナシが咲きはじめた


もう、これらが日々グルグル回っていて、切れ目がなくなってきてしまった。
いったい、何がなんだかわからない。見かけ上、多少休んだところで、体力のあった30代
と同じようにしていたら、身体も悲鳴を上げる。
こんなことを続けていたら、ある日急に体調を崩してしまうのではないかと、漠然と考えるようになったが、なかなか切れ目をつけることができないでいる。


こんきもは毎日の私の心の区切り
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骨折り損のくたびれもうけ

2014年06月10日 | 日々思うこと、考えること
朝、調子よくこんきもの記事を書くことができた。
だが、電車を降りる時に、誤って記事を全消去してしまった。gooブログには自動保存の機能があるのだが、上手に使えなかった。



そして、こんな言葉を思い出した。
好きで書いているブログ。骨を折るほどの努力はしていないが、こんなことがあるとやはりがっくりくる。

それも、今、お読みいただいているこの記事も一度消してしまっている。今日二度の誤消去。
残念ながら、今日はこれでおしまいにします。



あとからgooブログからお知らせがあり、システムの不具合があったとのこと。
こうなると、骨折り損のくたびれもうけと、言えなくもない。

よく書けていたのだが(手前味噌)
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悲しい事件とインターネット

2014年06月09日 | 電脳化社会
熊本の女子高校生が、インターネットを介して知り合った静岡の中年男に殺害されるという事件が起きた。殺されてしまった女子高校生の短かかった人生の最期の時を思うと、なんともやりきれない気持ちになる。
女子高校生と、不肖コロ健と同世代の中年男、一昔前であれば接点はまずなかっただろうが、インターネットという利器が容易に二人を近づけてしまった。



人の心の中で、隠された部分は美化される。マスクをした人の鼻や口の形は実際よりも整っているように見えるのと同じで、インターネットのやりとりをしているかぎり、相手の容姿は実際よりも数百倍美化される。そして、欲望はさらに増幅されていたに違いない。
なんだかんだいっても、たいていの女性はたいていの男性より非力だ。暴力をうけたらなす術も無いし、殺されてもしまうだろう。それが、異常な欲望の果てであればなおさらである。



今回の痛ましい事件に、思うところは多々あるものの、被害者とご遺族のことを思うと、憶測であれこれ書くのは控える。
ただ、昔と今とでは社会を取り巻く環境は劇的に変遷しているということ。そしてそのことを逆手に取って悪用するものが数多くいるということを認識しておかないといけない。
中でも、インターネットは誰にも相談できないまま深みにはまっていく危険がある。人を人と思わない人間はこの世にははいて捨てるほどいる。そんな人間に無防備な一般人が太刀打ちすることはまず無理だ。



携帯電話販売会社は売らずもがなの姿勢ばかりでいないで、携帯電話購入時に利用方法の注意点のようなことを利用者に伝える努力をしなくてはならないように思うが、難しいことなのだろうし、そんなことをしても結局は役には立つまい。
それでも、良識ある大人は、経験の乏しい若者や、判断能力の落ちたお年寄りを守ってあげる義務があると思う。

私自身、いつの間にか巻き込まれていそうですが
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人からの頼みを引き受ける

2014年06月08日 | 日々思うこと、考えること
人から何かものを頼まれたときに、どこまでなら引き受けることができてどこからは引き受けられないということを、人は決められるのか。
そもそもそんな線引きというのは、出来るものなのだろうか。

頼みごとの内容はともかく、頼んでくる人によって、自分がそれにどう対処するか決まってくる。



頼みごとにしても命令というようなことにしても、それを実行に移すことができるかどうかは多分に人間的な問題のような気がする。

私は、前々から人からものを頼まれてなかなか断ることが出来ないタイプだ。
だから、簡単なことは盲目的にやってしまうし、難しいことは引き受けたはいいができない、ということが多い。

安請け合いで、後悔したことは何度もある。
断りきれずに引き受けて後悔したことも何度もある。

さらに、この先もそのようなことが起こらないとは言えない。



人からものを頼まれるというのは嬉しいことだ。
自分がその人に必要とされているようだし、次も頼まれてほしいとなんとかしようという気になる。
人間というものは自分だけで生きていけたら楽だと思っている割に、自分だけだと心細くなってしまう。

人からものを頼まれるというのは、嬉しくもあり困ってしまうことでもある。

人にものを頼む時も気をつけないと
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30分遅くなり、10分延びて、5分短かった

2014年06月07日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今日の話、10時から20分間だと思っていた。
会場にはスライド登録のこともあり、9時過ぎに入っていた。スライド受け付けも済ませて前のセッションの話を聞いていたのだが、10時になってもまったく終わる気配が無い。


会場


どうもおかしい。

会場を間違えたかと思って、受け付けに確認したら間違い無いとのこと。

私はこの研究会の会員ではないので、プログラムを持っておらず詳細はネット上で確認していたのだが、どうやら見間違えていたようだった。


千秋公園


昨晩、一杯やった先生の一人が入り口近くにいたので、確認してもらったら、
「(コロ健)先生の、10時半からですよ。昨日宿に帰ってからプログラムみたら、先生間違えている、って気がついたんですよ」

そうか、そうだったのか。
30分。


美味しかった


それだけあればもう少し、手直しできたのに。

まあ、仕方ない。
だが、念のため、時間をみたら、1時間半。
演者3人で1時間半?
1人30分じゃない。


竿燈通り


私は、話、20分で討論5分というように思っていた。
それが30分だって?

いまさら20分の話を30分に伸ばすなんてこと、おいそれとできるものではない。

困ってしまったが、とにかくやるしかない。
あそこを伸ばして、ここを少しはしょってとなんとか頭の中で組み直して、登壇した。


竿燈実演


ところが、演台の上に置いてあったタイマーの表示をみてたまげた。
25分。5分短い。

ここでやっと今回の私の発表開始時刻が6月7日11時で発表時間は25分間でこれに討論5分ということを理解したのであった。

昨日からの疲れが少々出たが、なんとか話し切ることができた。
ぎりぎりまで準備をした甲斐はあったように思っている。


鎌倉横浜羽田秋田横浜鎌倉




秋田はいい天気でした
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学会続き

2014年06月06日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
朝から、第55回日本臨床細胞学会(at パシフィコ横浜)に参加。不肖コロ健、平素より細胞診断を行っているわけで、私は専門ではないが、勉強のため参加した。
昨日梅雨入りしたばかりで、今日も朝から空模様は悪く、会場についたらすぐに大雨になってしまった。
年に数度、こういう学会に参加して、知識の整理をするのは大事だ。数年前に聴いた新しい技術がもう、まったく普通になっていたりもする。



午後には、勤務先の病理の技師さんの発表もあって、立派に発表してくれた。
細胞専門医という資格があって、その資格更新のクレジットになる講演を拝聴した。思いのほか大変ためになる話だった。



ということで、いよいよ明日の私の講演。学会は昨日から秋田で開催されている。秋田新幹線には乗ったことがないのでこれで行きたかったのだが、残念ながら時間が遅く飛行機にした。
17時過ぎにみなとみらいを出て、羽田へ。
同じ学会に参加する先生が車でいらしていて、大雨の中便乗させて下さって大変助かった。



神奈川県には大雨警報が発令されていたようだが、無事飛行機は飛んで、秋田に着いた。
秋田は、曇りでやはりずいぶん涼しい。

宿に着いたのは21時。個食を決め込んで、明日のスライドに手を入れていたら、かつての私のところに勉強しにきていた若い先生たちから、一緒に飲みましょうとのお誘い。

彼らに会うのも久しぶりである。
これ以上やっても仕方ない。発表スライド作りはある程度のところでまとめ、個食中だった私のところに来てくれた彼らと、夜更けまで楽しく語り合った。

さあ、いよいよ明日
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梅雨入り、アジサイ

2014年06月05日 | 日々思うこと、考えること
明後日の講演の準備、そうとう厳しい状況で予断を許さない。
内容をあれこれいじっていたら、なんだか訳がわからなくなってしまった。いじりすぎで自家撞着に陥ってしまいそう。



ということで、今日も時間なし。通勤路で咲き始めたアジサイを。



関東地方も今日で梅雨入り。
今年は梅雨入りが遅いというような話を聞いていたが、あれは聞き間違いだったか。



いろいろな形のものがあって、楽しい。



わが家のアジサイも、今度お見せしますね。
とにかく、あと二日頑張らねば。


鎌倉もアジサイ渋滞が始まるかな
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病院の庭の花

2014年06月04日 | 日々思うこと、考えること
昨日の予演会で、今週末の講演の発表スライドに問題点が多数みつかったため、今日のブログはお休みします。

私の勤めている病院の庭は緑がとても多く、花もたくさん植わっています。
今日は、その写真を載せます。


満開になったらまた見に来よう


ドクダミの絨毯


キンシバイは涼しげ

厳しい
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また、切羽詰まってきた

2014年06月03日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
というわけで、今週末の某学会での講演。
準備と時間との競争になってきた。
専門領域の話なので、全く別の話になるというわけではないのだけど、これまでとは切り口がずいぶん違う話になるし、これまで人前で話したことのない疾患も数例呈示する。



こういう疾患が一つでもあると、苦労するのである。
疾患はそれ自体が独自性をもっているから、一つの疾患として独立して定義されているのである。だから、これに関連した病態というものを勉強しないと、なんでその疾患が生じているかが理解できない。だから、ただ単に”この疾患ではこんな風に見えます”なんていう説明ではダメで、疾患の成り立ちから説明しないと聞いているほうはわかってくれない。



そんなこんなではあるけれど今日は、いつも相談に乗ってくれる先輩と後輩を相手に予演会を行った。

内容としては、本番まであと4日という状況で、そうとう厳しい内容。
写真も大幅に差し替えないといけない。

時間的に厳しいが、とにかく頑張るしかない。



予演会が終わったら、あとはお疲れ様の打ち上げ。
本番がいくら近づいていても、こればかりは関係ない。もちろん、ウィークデイであるので早めに切り上げた。


油断大敵
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心に刺さる本・・・2014年5月の読書記録

2014年06月02日 | 読書、映画、音楽、美術

心にそんなに刺さってこない本なら、三、四冊、さらっと読むこともできようが、村上春樹は一作品だけでも心をからめとられてしまい、なかなか次の別の小説を読もうという気になれない。
以前、文藝春秋のために書いたなどと、村上春樹にも文春にも少々失礼なことを考えたが、どうもそうではなかったらしい。



2014年5月の読書メーター読んだ本の数:2冊読んだページ数:542ページナイス数:114ナイス女のいない男たち女のいない男たち感想村上春樹の女性描写はなぜこうも上手なのだろう。どの女性もきっぱりとした性格のいい女で、ごく自然にセックスも好きだ。だけど許可がなければけっして触れることはできず、失われ易い。まえがきにあるとおり、これまでに多くの美しい女性たちとの巡り会いがあったから書けることなのだろうか。女性とはすべからく素晴らしい存在で、すべての平凡な男にとって、すべての女性はなくてはならないもの。家福、木野、木樽、羽原、渡会、誰も彼も、男というもの、女性がいなくては、いつもくよくよしてさびしい存在。読了日:5月13日 著者:村上春樹


マンガは哲学する (岩波現代文庫)マンガは哲学する (岩波現代文庫)感想20代、私は漫画(青年誌といわれるジャンル)が好きだった。80年代、漫画は質量ともに全盛で、その頃のものが多く引用されている。その後読みたい漫画は激減し、私は漫画を読まなくなった。永井氏の名前とタイトルをみて、漫画好きだった頃を思い出し手に取った。漫画家の多くは、哲学を意識していなかったと思うが、”面白い”と思って読んでいた漫画はなるほど哲学的な読み方もできる。言葉による表現の限界を漫画は絵をもって越えている。萩尾望都の『百億の昼と千億の夜(光瀬龍原作)』がないと思っていたら、解説を書いてたで驚いた。読了日:5月9日 著者:永井均
読書メーター


出版業界の救世主には違いない
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犬との散歩道

2014年06月01日 | 犬との暮らし
犬の散歩のとき、ルートを考えるのも楽しみというか、ちょっと困る。

犬のエサやりもそうだが、いつも決まりきったものにすると犬が馴れてしまうそうだ。エサやりだと同じ時間にやってばかりいると、その辺りの時間になるとエサをねだられるようになる。
散歩道も、同じ道ばかりだと良くないらしく、あれこれ違った道を行くのが良いらしい。平日、帰宅後に私が散歩に連れて行くことになったりすると面倒でつい、“いつもの道”を歩いてしまうのは、あまりよくない。

だが、休みの日には妻と一緒にちょっと違った道を歩く。妻は普段からいろいろな道を選んで歩いているようだが、人気の少ない道はフラットコーテッドレトリバーのナイトが一緒でも歩かないようにしているらしい。

今朝もとある谷戸の奥のほうへ歩いていった。入ってすぐはいいのだが、気がつくと急な坂になっている。谷戸の奥の方は、見晴らしがよく場所によっては海まで見える。
だいたい、行き止まりに終わるのだが、そんな見晴らしの良いところにはたいてい豪邸が建っている。そこのお宅の2階に上がらせてもらいたいところだが、残念ながらそうはいかない。



鎌倉は寺社がおおく、散歩のときに通り抜けることも多い。たいていの寺には山門を出入りすることになるのであまり入ることは無いが、神社は出入りが自由なのでよく通り抜ける。鎌倉で一番大きな神社は鶴岡八幡宮だ。神社は出入り自由とはいえ、神域である、そうそう犬を連れてどこにでも連れて入っていっていいというわけではない。



大石段の下、舞殿の周りあたりまでには入らないようにしている。



今日から6月。気温が上がってくると、熱中症にさせないように気をつけないといけない。涼しい時間帯、日影の多い道などを選んで歩く。
犬の散歩道一つとっても、いろいろ考えなくてはいけない。



コロは娘が散歩に連れて行ったようだ

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