反核・平和二つの「大会」 しんぶん赤旗取材班から
○…いまから61年前の1954年3月、アメリカが太平洋ビキニ環礁で強行した水爆実験に遭遇し被災した第五福竜丸などのビキニ事件は、翌55年にいまに続く二つの反核・平和の「大会」を生みだしました。ひとつは、「原水爆禁止に関する世界の世論を確立する」ことを目的にすすめられた草の根の署名運動に支えられて広島で開催された「原水爆禁止世界大会」です。もうひとつは、母親・女性が手をつなぎ「核戦争から子どもを守ろう」と始まった「日本母親大会」です。
○…二つの大会は毎年開かれ、「ノーモア、ヒバクシャ」「ノーモア、ウオー」と訴え続けてきました。ここに、安倍政権の「戦争する国」づくりに反対する運動が空前な規模で盛り上がりをみせている、ひとつの地下水脈をみる思いです。
○…「連帯をいっそうつよめ、子どもたちに『核兵器のない平和で明るい未来』を手渡すために、ともに力をあわせよう」とアピールを採択した日本母親大会。「戦争する国」づくりノーの母親・女性たちの熱い願いを胸に広島で取材を続けます。
(活)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2015年8月3日付掲載
ビキニ水爆実験被爆の翌年から、「原水爆禁止世界大会」と「日本母親大会」が、営々と引き継がれ開催されてきた。
それが今、安倍政権の「戦争する国」づくりに反対する運動が空前な規模で盛り上がりをみせている、ひとつの地下水脈になっている。
○…いまから61年前の1954年3月、アメリカが太平洋ビキニ環礁で強行した水爆実験に遭遇し被災した第五福竜丸などのビキニ事件は、翌55年にいまに続く二つの反核・平和の「大会」を生みだしました。ひとつは、「原水爆禁止に関する世界の世論を確立する」ことを目的にすすめられた草の根の署名運動に支えられて広島で開催された「原水爆禁止世界大会」です。もうひとつは、母親・女性が手をつなぎ「核戦争から子どもを守ろう」と始まった「日本母親大会」です。
○…二つの大会は毎年開かれ、「ノーモア、ヒバクシャ」「ノーモア、ウオー」と訴え続けてきました。ここに、安倍政権の「戦争する国」づくりに反対する運動が空前な規模で盛り上がりをみせている、ひとつの地下水脈をみる思いです。
○…「連帯をいっそうつよめ、子どもたちに『核兵器のない平和で明るい未来』を手渡すために、ともに力をあわせよう」とアピールを採択した日本母親大会。「戦争する国」づくりノーの母親・女性たちの熱い願いを胸に広島で取材を続けます。
(活)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2015年8月3日付掲載
ビキニ水爆実験被爆の翌年から、「原水爆禁止世界大会」と「日本母親大会」が、営々と引き継がれ開催されてきた。
それが今、安倍政権の「戦争する国」づくりに反対する運動が空前な規模で盛り上がりをみせている、ひとつの地下水脈になっている。