きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

ポートアイランドにiPS治療などに特化した眼科病棟 神戸アイセンターが建設中

2017-06-13 19:50:35 | 政治・社会問題について
ポートアイランドにiPS治療などに特化した眼科病棟 神戸アイセンターが建設中

神戸アイセンター新築_02
神戸アイセンター新築_02 posted by (C)きんちゃん

https://www.kobe-kango.jp/eyecenter
iPS細胞を用いた眼科領域の再生医療分野を中心に、新しい治療を世界に先駆けて享受できる最先端の高度な眼科病院を開設します。また中央市民病院と先端医療センター病院の眼科機能を集約、拡充することによって、眼疾患に関し、市民病院群の一員として神戸市域において標準医療から最先端の高度眼科医療まで地域医療を高い水準で担う基幹病院を目指します。

神戸アイセンター新築_04
神戸アイセンター新築_04 posted by (C)きんちゃん

神戸アイセンター新築_03
神戸アイセンター新築_03 posted by (C)きんちゃん
平成29年度後半 開院予定!

【概要】
所在地:中央市民病院と先端医療センター病院の間
診療科目:眼科
病床数:30床

建物はほとんど出来上がっています。

神戸アイセンター新築_01
神戸アイセンター新築_01 posted by (C)きんちゃん

神戸アイセンター新築_05
神戸アイセンター新築_05 posted by (C)きんちゃん

とても、市民のための眼科病院というよりは、研究のための病院って感じです。入院患者はモルモットか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年英国総選挙 「恐怖」より「希望」を② 青年が衝撃もたらす

2017-06-13 11:41:25 | 国際政治
2017年英国総選挙 「恐怖」より「希望」を② 青年が衝撃もたらす

2日に放送されたBBCの番組「クエスチョン・タイム」。メイ首相がテレビ討論を拒否したために、45分ずつメイ氏とコービン労働党党首に司会者、市民が質問をぶつけました。
市民から「核攻撃が切迫していたらどう対応するか」と問われたコービン氏は「どんな脅威にもまず交渉と対話で対処していく」と北朝鮮問題での6力国協議、イランの核合意を挙げて答えました。
「世界のだれであれどこであれ、核兵器を使用すれば、何百万人もの生命と環境を破壊する。まったく恐ろしい結果をもたらす」
司会者は「どんな状況でも使用しないのか」と問い詰めます。



6月9日、ロンドンの首相官邸近くで保守党に抗議する若者たち(ロイター)

「核軍縮必要だ」
コービン氏は、「核兵器使用の検討は、世界の外交システムの失敗を意味する。核兵器を先制使用してはならないし、最終的には世界の核軍縮をもたらす関与のプロセスが必要だ。私は世界に住むわれわれすべてが核兵器で破壊されることを望まない」と答えました。
労働党の選挙政策には、党内の右派の意見を反映して、英国が保有する核ミサイル「トライデント」の更新を支持する項目が入っています。保守メディアは、そこに依拠してコービン氏を攻撃しました。
しかしコービン氏の明確な発言は、かえって新たなエネルギーを呼び起こしました。
英核軍縮運動(CND)のサム・ウェッブ議長は、今回の選挙で青年層の参加が目覚ましかったことについて、「これまでの政策は未来を見ていなかった。今回は彼らの気持ちにぴったりとはまった」といいます。
青年は学費無料化だけに反応したわけではない、とウェッブ氏は言います。「福祉や医療を自分たちの問題として考えている。トライデントの問題に焦点が当たったことで、国連での核兵器禁止条約の交渉が知られるようになった。気候変動の問題も大きい」
米英の大学生でつくる大学ニュースネットワーク「ザ・タブ」は、今回の総選挙で投票した学生の声をウェブサイトに掲載しました。

立ち上がる学生
労働党に投票した学生たちは、「両親と兄弟が障害者で国民保健サービス(NHS)の予算削減を肌身で感じていた。この国は長年変化を必要としていた」(22歳、女性)、「今回初めて、主要政党の政策に私の考えが反映されていると感じた」(21歳、女性)と語ります。
投票翌日の夕刊紙イブニング・スタンダードは見開き特集で「政治よりもアボカドのほうに関心があると軽く見られていた世代が、立ち上がって衝撃の結果をもたらした」と報道。その見出しは「ユースクウェイク」。「ユース(若者)」と「アースクウェイク(地震)」を合体させた造語で、今回の選挙の様相を見事に表現していました。
(おわり)(ロンドン=伊藤寿庸)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2017年6月11日付掲載


保守党と労働党では、核兵器に対する政策も真っ向から対決する。
核兵器禁止条約の第1会期(今年3月)。共産党の志位さんとイギリス労働党のハミルトンさん(影の内閣で平和軍縮大臣)との懇談で、「2020年の次期総選挙で勝利し、英国として核兵器禁止条約にサインしたい」との決意。その総選挙は前倒しで行われました。
労働党は勝利はできませんでしたが、保守党を過半数以下に追い込みました。
明らかに変化が起こっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年英国総選挙 「恐怖」より「希望」を① 青年層が労働党支持

2017-06-13 10:19:08 | 国際政治
2017年英国総選挙 「恐怖」より「希望」を① 青年層が労働党支持

下院の任期を3年残しての解散・総選挙で、少数与党に転落した保守党。メイ首相の「強く安定した指導力」が必要だとの訴えは、国民から厳しい審判を受ける結果となりました。
メイ氏は、早期総選挙はないと繰り返し表明しながら、態度を翻して解散。昨年の欧州連合(EU)離脱投票では残留派でしたが、単一市場や関税同盟からも抜ける「強硬離脱」路線に転換。
決定的だったのは、選挙政策で在宅高齢者の介護費用負担を重くすることを打ち出したものの、「認知症税」だと反発を受けてすぐに撤回したことでした。
相次ぐ豹変(ひょうへん)でついたあだ名は「Uターンの女王」。首相としての資質さえ疑問視される事態となっていました。

緊縮政策に反発
メイ氏や保守党の選挙戦の不首尾の根本にあるのは、保守党が続けてきた緊縮政策への国民の反発です。
その矛先をそらすため、メイ氏は「ジェレミー・コービン(労働党党首)の混乱の政党連合に任せていいのか」と、国民に「恐怖」と「分断」のメッセージを送りました。核兵器発射ボタンを押すことを公言し、それを拒否したコービン氏は「国家安全保障を危うくする」と主張。選挙戦中に2度発生したテロ事件を受け、「イスラム過激派」の言葉を使い、テロ対策のために人権法改定も辞さないとアピールしました。
対照的に、労働党のコービン党首が訴えたのは「希望」と「団結」でした。
選挙政策で、保守党の緊縮政策で苦しめられてきた国民に「違ったやり方がある」ことを示しました。
▽食事をとらないで登校する子どもに対し「無料の学校給食」▽不動産投機による家賃の高騰に対し安価な公共住宅の増築▽診療待ち時間の増加や医師・看護師の過重労働が生まれている国民保健サービス(NHS)への予算増額―。財源として大企業や富裕層への課税強化を打ち出しました。
最大の目玉は、年間9000ポンド(約126万円)の大学の学費無料化。この項目は各種政策の中でもっとも多額の95億ポンド(約1330億円)を支出します。
大学生、大卒の青年層などの支持を集め、有権者登録が一気に増大。大学のある一部の選挙区では投票率が前回比で10ポイント以上上昇し、それが各地の労働党候補の「圧勝」や「大逆転」を生みました。



労働党本部に到着したコービン党首(右)=6月9日、ロンドン(ロイター)

党内分裂後景に
労働党の中には、ブレア首相の新自由主義路線を支持してきた反コービン派がいます。しかし選挙政策と、コービン氏の誠実さや演説への熱狂的反応を見て、党内分裂は後景に退きました。
労働党へのてこ入れで、米国のサンダース氏の選挙運動に参加した青年たちが英国に渡り、戸別訪問や電話での対話の仕方を伝授。プロの選挙参謀を多額の報酬で雇った保守党とは、この点でも対照的でした。
(つづく)(ロンドン=伊藤寿庸)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2017年6月10日付掲載


イギリスでも、緊縮政策による格差と貧困。それに対しての批判が沸き起こっている。
アメリカでサンダース氏を応援した青年が、海を渡ってイギリスでコービン氏を応援するって、すばらしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする