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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

2024総選挙 データが示すスポーツの貧困④ スポーツ振興くじ 国費渋りギャンブル拡大

2024-10-24 11:28:01 | 総選挙(2024年)
2024総選挙 データが示すスポーツの貧困④ スポーツ振興くじ 国費渋りギャンブル拡大

本来国が行うべきスポーツへの支援が、「スポーツ振興くじ」頼みになっています。
くじの助成金は主にスポーツの普及や競技力向上への支援に使われます。最近の助成額は160億円程度。現在、国のスポーツ予算は360億円ほど。くじの助成額くらいなら十分国で出せるはずです。
2018年と19年の助成額が膨れ上がっているのは「国際競技大会開催助成」が入ったためです。これは国立競技場の建設費や東京五輪・パラリンピック開催の経費です。また、国民スポーツ大会の施設整備も助成項目に加わりました。




行政の貧しさが
スポーツ普及や競技力向上への費用を出し渋るだけでなく、本来国費で賄うべき国立競技場の費用までくじに肩代わりさせる。ここにスポーツ行政の貧しさがあります。
自民党は国による予算の充実に力を尽くさず、くじの拡大をすすめてきました。最高賞金を引き上げる一方、当せん確率が競馬並みに上がるくじを加えました。その対象もJリーグから海外サッカーやバスケットボールのBリーグにも広げました。自民党は来年にもプロ野球への拡大を公言しています。

賭博解禁の動き
自民党などが狙う「スポーツ賭博」解禁の動きも見過ごせません。米国では18年の解禁以来、ギャンブル依存症が急増し深刻な社会問題を引き起こしています。プロチームの選手や監督が脅しを受けたり選手が永久追放になったりする事件も起きています。
ギャンブルは健全なスポーツを汚染し、その発展を妨げます。日本共産党はスポーツ振興くじの創設以来、その導入に反対してきました。野球くじの創設、スポーツ賭博の解禁に断固反対します。(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年10月23日付掲載


スポーツ普及や競技力向上への費用を出し渋るだけでなく、本来国費で賄うべき国立競技場の費用までくじに肩代わりさせる。ここにスポーツ行政の貧しさが。
ギャンブルは健全なスポーツを汚染し、その発展を妨げます。日本共産党はスポーツ振興くじの創設以来、その導入に反対。野球くじの創設、スポーツ賭博の解禁に断固反対します。
#比例は日本共産党

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