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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

2024総選挙 データが示すスポーツの貧困① 低い実施率 長い労働時間が足かせ

2024-10-23 07:13:19 | 総選挙(2024年)
2024総選挙 データが示すスポーツの貧困① 低い実施率 長い労働時間が足かせ

わたしたちのスポーツ環境は悪化の一途をたどっています。その根源に何があるか。どうしたらよくなるのか。日本共産党のスポーツ政策にみる、日本の貧困な現状と打開策をデータでお伝えします。

「運動をしたいけど時間もお金もない」「仕事で疲れて、体を動かす気になれない」―。スポーツをしたいというささやかな願いを阻む最大の壁は「忙しさ」です。
国は「成人が週1回以上」のスポーツ実施率(※)を約5割と公表しています。ほぼ2人に1人が運動できていませんが、最大の阻害要因は「仕事や家事が忙しいから」。回答者の約4割がこれを理由とし、「お金がない」(11%)、「子どもに手がかかるから」(8%)を加えると約6割となっています。
しかも20代から50代の働き盛り世代の“スポーツ離れ”が顕著で、平均より約10ポイントも低くなっています。




睡眠もとれない
この傾向は、睡眠時間の少なさでも裏付けられます。働き盛り世代の平均睡眠時間は6時間未満が最も多く、約4割(厚労省「国民健康・栄養調査」)を占めています。世界で最も寝る時間が少ないといわれる、異常な労働環境が、スポーツする条件を奪っています。
世界ではスポーツ実施率の高い国は、労働時間が短い“相関関係”があります。
スポーツ実施率が52%にとどまる日本は、年間労働時間が1948時間にも及んでいます。

自由時間が源泉
これに対し、スポーツ実施率82%のフランス、95%のデンマークの労働時間は、ともに1600時間の前半となっています。他の国も含めて、日本より年間労働時間が約300時間ほど短く、ゆとりのある生活がその前提となっていることがわかります。
日本共産党は「賃上げと一体に、労働時間の短縮を」と1日7時間、週35時間労働を掲げています。スポーツが息づく人間らしい生活のためには、自由な時間が欠かせません。働く時間の短縮こそ、スポーツ環境を豊かにする“大道”です。
(つづく)
※スポーツ庁の調査はスポーツの定義があいまいで、実施率が高くなる傾向があると指摘されています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年10月18日付掲載


「運動をしたいけど時間もお金もない」「仕事で疲れて、体を動かす気になれない」―。スポーツをしたいというささやかな願いを阻む最大の壁は「忙しさ」。
スポーツ実施率82%のフランス、95%のデンマークの労働時間は、ともに1600時間の前半となっています。他の国も含めて、日本より年間労働時間が約300時間ほど短く、ゆとりのある生活がその前提となっている。
日本共産党は「賃上げと一体に、労働時間の短縮を」と1日7時間、週35時間労働を掲げています。スポーツが息づく人間らしい生活のためには、自由な時間が欠かせません。働く時間の短縮こそ、スポーツ環境を豊かにする“大道”。
#比例は日本共産党 日本共産党の躍進で、スポーツできる自由な時間を。

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