きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

ココが知りたい日本共産党④ 「共産党」の名前 なぜ変えないの?

2013-07-18 15:29:38 | 参院選・知事選(2013年)
ココが知りたい日本共産党④ 「共産党」の名前 なぜ変えないの?
歴史と理想がつまっているのよ


戦前から「主権在民」「反戦平和」貫く
人間の個性が花開く未来社会めざす


日本共産党は15日、党創立91年の記念日を迎えました。党名にはこの歴史と、綱領に掲げた理想がこめられています。
日本共産党は、戦前の天皇制政府による血の弾圧のもとでも、命がけで侵略戦争、植民地支配に反対し、「主権在民」「反戦平和」を掲げたたかってきました。現在まで、多くの党が党利党略と打算で、離合集散を繰り返すなか、ぶれずに、「国民が主人公」の立場を貫いてきました。
最近では「名前を変えなくてよかった」(作家、瀬戸内寂聴さん)、「自民党と共産党こそが『二大政党』」(古賀誠自民党元幹事長)という発言も聞こえてきます。
理想も大切です。前述したように、日本共産党は、いま「社会主義国」のようにいわれる中国などについて、社会主義の段階とは考えてはいません。
日本共産党は、資本主義のなかで日本の民主的改革を徹底的にすすめ、さらに資本主義をのりこえた未来社会―社会主義・共産主義社会を展望しています。そのすべての段階で、「国民主権」「基本的人権」「議会制民主主義」「複数政党制」など、価値ある民主的な成果を引き継ぎ、発展させます。めざすのは、人間の個性が自由に花開く未来社会です。
この道はまだどの国でも実現されたことはありませんが、日本共産党は、この理想を掲げ続けているのです。


【証言集】「筋が一貫」「真の友達」
■日本共産党を「北斗七星」に例えて、「すべての陣営が、大勢に順応して、右に左に移動してあるく中で、日本共産党だけは、創立以来、動かぬ一点を守りつづけてきた」(「9条の会」の呼びかけ人の一人、鶴見俊輔氏『現代日本の思想』)

■「ある意味、いま一番、政党としてしっかりしているのは日本共産党です。長い歴史があり、筋が一貫しています。それは率直に認めなければいけないでしょう」(河野洋平・元自民党総裁、『世界』8月号)

■「真の友達とは最も厳しい時に、手を差し伸べてくれるものであろう。韓国人たちが一番大変だった過去の帝国主義の日本の植民地時代、ひたすら日本共産党だけがこれに反対し朝鮮の解放を主張した」(韓国の映画監督・鄭胤〈チョン・ユンチョル〉さん。志位委員長の著書に寄せた書評から)


「しんぶん赤旗」日曜版 2013年7月21日付掲載

日本共産党の未来社会論。そのすべての段階で、「国民主権」「基本的人権」「議会制民主主義」「複数政党制」など、価値ある民主的な成果を引き継ぎ、発展させる…。人間の個性が自由に花開く未来社会をめざす…。
などは、まだまだ知られていません。

ココが知りたい日本共産党③ 旧ソ連や中国と何が違う?

2013-07-18 15:19:34 | 参院選・知事選(2013年)
ココが知りたい日本共産党③ 旧ソ連や中国と何が違う?
民主主義と人権をずっと大切に


旧ソ連は社会主義と無縁のニセモノ
尖閣問題では中国にきっぱり物言う


同じ「共産党」や、「共産主義」を名乗っていても、まったくのニセモノ。それが旧ソ連でした。
社会主義・共産主義の立場とは全く無縁で、対外的には他民族への侵略と抑圧、干渉、国内的には人間抑圧型の社会でした。日本共産党は、ソ連共産党からの数々の不当な介入とたたかい、1991年にソ連共産党が解散した際、「歴史的巨悪の党の終焉(しゅうえん)を歓迎する」と声明を出しました。



尖閣問題をめぐって程永華駐日中国大使と会談する日本共産党の志位和夫委員長(左)=2012年9月21日、東京の中国大使館

日本共産党は、北朝鮮の国際テロ事件など無法行為も厳しく批判、党への攻撃や干渉ともたたかい、朝鮮労働党との関係は断絶しています。今の中国についても「社会主義に到達した国」とは見ていません。
中国共産党は60年代、毛沢東派が日本共産党への干渉攻撃を繰り返しました。その誤りを中国側が認め、両党は関係を回復しました。その際の両党会談(1998年)で、不破哲三委員長(当時)は「言論による体制批判には、言論対応してこそ国民に根を張った体制になる」と中国側に提起しました。
尖閣問題でも、日本共産党は、志位委員長が中国大使と会談。「尖閣は日本の領土」「冷静な外交で解決を」とはっきり伝えました。日本共産党は、将来にわたって一貫して、国民主権や基本的人権、民主主義を重視し、発展させます。また、どの国とも、国際的道理に立ち、平和的外交的努力で問題解決を図ります。

「しんぶん赤旗」日曜版 2013年7月21日付掲載


日本共産党が中国の事を「社会主義に到達した国と見ていない」事や、人権問題や民主主義の問題で問題提起している事は意外に知られていません。
また、尖閣諸島の領有問題についても、歴史経過もひも解いて、「冷静な外交交渉で解決を」と主張しています。

ココが知りたい日本共産党② いいことを言うけど力ないでしょ

2013-07-18 15:09:33 | 参院選・知事選(2013年)
ココが知りたい日本共産党② いいことを言うけど力ないでしょ
一致点で共同し政治を動かしている


“ブラック企業”を国会で追及
週刊誌も“政治をかえる破壊力”


「『共産党が多少、議席を増やしても政治は変わらない』と考えるのは大きな間違いだ」
これは、『週刊ポスト』7月12日号の特集記事の一節です。
同誌は、「全国に張り巡らせた地方組織と機関紙『しんぶん赤旗』を中心とする調査能力の高さ」「国政での政権追及能力」をあげ、「共産党の10議席は民主党や第3極など『政権と戦わない野党』の数十議席とは“破壊力”が違う」と評価しています。




安倍政権の暴走と正面から対決する日本共産党が力を発揮した場面はたくさんあります。
今回参院選の党首討論(7月3日)で志位和夫委員長が、ゼネコン業界(日本建設業連合会)への自民党からの4億7千万円余の“献金請求書”を示して、利権政治を追及。「さすが共産党」と政界に衝撃を与えました。
労働問題では、ワタミなどの“ブラック企業”や、労働者を切りすてる大企業を追及、無法を批判する世論と運動を強め、一定の歯止めをかけてきました。
原発問題でも、九州電力の「偽メール事件」などの追及で再稼働に待ったをかけました。
悪政を正す“破壊力”とともに、建設的提案を示し、国会内外で多くの団体・個人と一致点で協力し、事態を前に進めるうえでも、なくてはならないのが日本共産党です。
参院選の大争点の憲法問題―。改憲派は、9条改憲の突破口として、改憲発議のハードルを引き下げる96条改定を狙いました。
しかし、共産党は96条改憲反対の一点での共同を提唱。「赤旗」日曜版にも、9条改憲論者の小林節・慶応大学教授や、古賀誠・自民党元幹事長が登場し、96条改憲反対の世論が大きく広がり、改憲派の当初の思惑は外れました。
「原発ゼロ」「再稼働反対」などの運動でも一致点を大切に共同し、世論を広げる力になってきました。
国民の願いを政治に届ける力も抜群です。日本共産党は草の根から国民と深く結びついています。
全国の職場、地域、学園に2万の支部と31万人余の党員、2700人以上の地方議員がいます。先の通常国会(1~6月)に提出された請願署名のうち、日本共産党が紹介議員になったのは1389万7317人。全体の57・9%を占めます。
(グラフ)

「しんぶん赤旗」日曜版 2013年7月21日付掲載


日本共産党の力の根源は、全国の地域、職場、学園にある支部や党員、地方議員、地方機関などの網の目の組織です。
また、原発ゼロ・再稼働反対や憲法改正反対などでも共同の運動を発展させています。

ココが知りたい日本共産党① 「何でも反対」なんじゃないの?

2013-07-18 14:58:39 | 参院選・知事選(2013年)
ココが知りたい日本共産党① 「何でも反対」なんじゃないの?
実は法案の6割に賛成している


消費税増税など悪政とは正面対決
どの分野でも国民目線で対案示す


いま、民主党やみんなの党などの幹部が日本共産党のことを「何でも反対」と言って攻撃しています。
実際には、日本共産党は、先の通常国会でも成立した法案の約6割に賛成しています。国民のために役立つと判断すれば、賛成するのは当然のことです。
採決に参加している国会議員なら、そんな事実は百も承知なのに、デマで攻撃するのは汚いやり方です。
もちろん、一方で日本共産党は、自民党と正面から対決し、消費税増税や社会保障切り捨て、原発推進、TPP(環太平洋連携協定)、憲法改悪などの悪政をすすめる法案にはきっぱり反対します。選挙では対決ポーズを宣伝しても、実際には自民党の悪政に「何でも賛成」の野党こそ、国民から姿勢が問われるのではないでしょうか。
日本共産党は反対と同時に、どの分野でも国民の立場で建設的対案を示し、その実現のために行動しています。



野党6党共同で地方自治法改正案を参議院に提出。左から2人目は山下よしき議員=5月28日

たとえば、消費税増税では、消費税に頼らない社会保障充実と財政危機打開の道、景気回復では、大企業の260兆円もの内部留保の一部を賃上げと下請け中小企業に回し、国民の仕事と所得を増やす道を示しています。
これは、大企業を「敵」と考えているからではなく、日本経済で大企業にふさわしい役割を発揮することを求めているのです。
安倍首相も「企業の内部留保が多すぎる」(党首討論)と認めるようになりました。日本共産党の正論が力を発揮していますが、安倍首相には国民の所得を増やす政策がありません。
「アメリカいいなり」「大企業・財界の横暴な支配」という日本の政治の異常をただす党綱領を持つ日本共産党だからこそ、自民党には考えられない抜本的提案ができます。

「しんぶん赤旗」日曜版 2013年7月21日付掲載


よく、「是々非々の対応で」ってことが言われますが、まさにその通りだと思います。ただ、最近は国民の生活や平和にとって悪い法案が目立っているので、「しんぶん赤旗」などの報道ではそういう言葉を使っていないのだと思います。
消費税増税、TPP参加阻止、原発再稼働反対などで正論を主張するのが日本共産党です。

ソフトウェア会社会長 ビル・トッテン氏 僕が共産党を支持してきたわけ

2013-07-17 17:30:16 | 参院選・知事選(2013年)
ソフトウェア会社会長 ビル・トッテン氏 僕が共産党を支持してきたわけ
ソフトウェア会社会長のビル・トッテン氏が「しんぶん赤旗」日曜版に日本共産党への期待の声を寄せています。

TPP(環太平洋連携協定)参加、消費税増税となれば、日本社会にはダブルパンチです。そうならないよう日本共産党にぜひがんばってほしい。
私は米国生まれですが、2006年に日本国籍を得て以来、選挙ではいつも共産党に投票しています。
自民党も民主党も名前は違うけど、ぼくはどっちも「自由民主党」と呼んでいます。同じ党の二つの派閥ですよ。自民党も民主党も、大企業とアメリカのための政治をしているからです。
他方、共産党は、一般国民と中小企業のために頑張っています。日本経済の多くの部分を占めるのは中小企業で、うちも中小企業です。だから共産党にはぜひ強くなってほしいと思います。


ビルトッテン氏_01
ビルトッテン氏_01 posted by (C)きんちゃん

ビルトッテン氏_02
ビルトッテン氏_02 posted by (C)きんちゃん

TPPも消費税増税も日本経済を殺す
TPP参加は国益のためといわれますが、自民党が考えているのはアメリカの利益と、経団連の利益です。
例えば、アメリカはTPPで、日本の軽自動車優遇の制度をやめさせ、高い車を売りたい。アメリカの自動車メーカーは「おれたちは軽自動車なんてつくりたくないから、おまえたちもつくるな」と考えています。でも、日本の主権を持っているのはGM(米国メーカー)ですか。
健康保険もそうです。アメリカは公的保険制度が悪いから、民間保険会社がすごくもうかっている。だから、日本の公的保険制度が邪魔で、壊そうとしています。TPPはアメリカ企業の利益拡大が最大の目標であり、それに反するものはすべて変えようとしているのです。
とても不思議なのは、TPPは秘密協定で、安倍首相自身も内容を見ていないのに推進しようとしていることです。無責任です。もちろん国民も国会も知らない。民主主義の国でそんなことが進んでいいのかと思いますね。
消費税も日本経済を殺すものです。安倍首椙はアベノミクスというが、エコノミクス(経済学)はわかっていません。
日本経済を支えているのは民間消費ですから、消費税を増税して消費を減らしたら、経済は縮小します。しかも、消費税は貧しい人ほど負担が重い不公平な税です。健全な経済と社会にはふさわしくありません。
それなのに日本の政府は富裕層と大企業に減税を続け、消費税の税率を上げてその穴埋めをしてきました。
一般の全国紙・テレビも自民党と同じです。広告をくれる大企業のために書いている。大企業の広告がない「しんぶん赤旗」を私は信用しています。

「しんぶん赤旗」日曜版 2013年7月21日付掲載



ビル・トッテン氏は、企業向けのソフトウェアの開発やサービスをする会社~株式会社アシストの会長さんです。
アシストは、1972年設立、資本金1000万円、従業員約800人の中小企業です。

http://www.ashisuto.co.jp/

「耕助のブログ」を個人的に書いています。
http://kamogawakosuke.info/

アメリカ生まれのビル・トッテンさんだからこそ、日本政府のアメリカいいなりのやり方には不思議に感じるのでしょうね。
ビル・トッテンさんは、「アベノミクスはエコノミクスではない」「全然経済学を分かっていない」と言っています。


日本経済のことを考えるなら、TPPも消費税増税もだめ。そのためには日本共産党を伸ばさないといけません。
あと4日間、比例5議席確保。選挙区でも議席獲得へ頑張りましょう。