Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

負けを覚悟した前半(12/23浦和対磐田)

2006-12-24 16:51:56 | 浦和レッズ
kobby観戦試合は、この日のPK戦勝利で、33戦無敗で年を越します。(最後に負けたのは昨年11/23のフクアリ千葉戦)しかし、この試合の前半の浦和を見ていると、この内容では敗戦を覚悟しなければならないと思いました。

磐田のダブルボランチのファブリシオ(ごめんなさい、出場していました)、菊池のところにプレッシャーがかからず、磐田の中盤のパス回しに翻弄される展開で、このままではいつかDFラインに穴が空いて失点してしまうだろうと思わせる内容でした。その通り、犬塚のクロスで、前田のマークが外れ、見事にヘディングシュートを決められてしまいました。

対する浦和の攻撃は、永井が変に下がってきてしまい、山田やポンテのボールキープが効かない状態でした。浦和が勝つとしたら、セットプレーしかないと感じました。しかし、後半開始時点でギドの立てた交代策が見事に当たりました。

平川に代えて小野を入れる交代で、トップ下で機能しなかった山田を右SBに回し、相馬を左MF、小野、ポンテをトップ下に置く4-5-1への布陣変更でした。この変更で、山田と相馬の両方からクロスが上がるようになり、永井が1トップで機能するようになりました。あわやゴールと思われた永井のヘディングシュートで、ギドも浦和の反撃を確信したそうです。

また、小野伸二の動きも、今年一番ではないかと思うくらい良かったです。小野とポンテがトップ下に並ぶと、悪いときは二人ともパスを出そうとしてしまい、受け手がいなくなってしまうのですが、この日は小野が積極的に動いて、ポンテからのパスを引き出しました。この小野の積極性が、自らの2ゴールを呼んだと言ってもいいでしょう。

しかし、堅守を誇っていた浦和の守備でしたが、この日は本来の姿ではありませんでした。一瞬の隙で、犬塚に同点ゴールを食らって、本来はやらないで済むはずだったPK戦に持ち込まれてしまったのは痛かったです。PK戦では、浦和の選手のシュート技術の確かさに驚きましたが、やはり半分の確率で負けるPKにしてはいけません。守備陣には是非反省を願いたいです。
コメント
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